【ALLDOCUBE iPlay50実機レビュー】メリットとデメリットを徹底解説!

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【ALLDOCUBE iPlay50実機レビュー】メリットとデメリットを徹底解説!

iPlay50は2022年11月にALLDOCUBEから発売された10.4インチのAndroidタブレットです。
Amazonでメモリ4GBストレージ64GBモデルを4,000円のクーポンを適用して16,900円で購入しました。

SoCにUNISOC T618を採用しているため重たいゲームは苦手ですがYouTubeや電子書籍、ブラウジングをするには必要十分なスペックになっています。

使用してみると一昔前の格安タブレットと違い書籍アプリのKindleやYouTubeアプリは想像以上にサクサクと快適でブラウジングも不満のないレベルで使えました。

WidevineL3でしたのでアマゾンプライムビデオやNetflix等が高画質再生ができないのは残念でしたが、YouTubuは高画質再生ができるので動画視聴がYouTubeメインの人には問題にならないです。

  • 動画視聴はYouTubeメイン
  • 軽いゲームやブラウジングくらいには使いたい
  • できるだけ安く

という人にオススメできる機種となっていますので、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

さらに他のタブレットも比較検討したい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。
»【2024年版】実売2万円以下のタブレット7選!実機比較でオススメが見つかる
»【2024年版】Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選

ALLDOCUBE
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iPlay50のスペック

メーカーALLDOCUBE
発売日 2022/11
本体サイズ(mm)
重量
156.5×246.7×8.2
約475g
ディスプレイ10.4インチ 2000×1200
SoCUNISOC T618
メモリ 4/6GB
ストレージ64/128GB
SDカードmicroSD 2TBまで
バッテリー6000mAh
OSAndroid12
カメラリア8MP
フロント5MP
ネットワークDual SIM 4G LTE
GSM: B2/3/5/8
WCDMA: B1/2/5/8
TDS: B34/39
FDD: B1/2/3/5/7/8/20/28AB
TDD: B38/39/40/41
Wi-Fi2.4GHz/5GHz
802.11 ac/a/b/g/n
Widevine L3
GPSBeidou/Galileo/Glonass
インターフェイスUSB Type-C
3.5mmイヤホンジャック
その他Bluetooth 5.0
2スピーカー
充電5V/2A
引用 ALLDOCUBE公式サイト
あおたん
あおたん

電子書籍、Youtube視聴をメインにするなら十分です。

WidevineL1とL3の違い
Widevine L1に対応していると高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応していると低画質(SD)再生しかできません。
詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!

iPlay50の外観+付属品紹介

正面

保護フィルムは最初から貼り付けてありました。
柔らかいフィルムのようでスリ傷がつきやすいですがタブレットのフィルムは難しいから嬉しい配慮です

技適マークはもちろんあります。

カメラはシングルでメーカーロゴも小さくシンプルです。
上部と多少色の違いがありますが、背面は金属のようです。

上部側面

SIMトレイがあります。ここは素材の違いで色の差がわかりやすいです。

下部側面

こちらは何もありません。

左側面

左から電源ボタン、音量調整ボタン、スピーカー。
スピーカーが端にあります。

右側面

左からスピーカー、USB Type-C、イヤホンジャック。
こちらもスピーカーが端にあります。
USB Type-Cが真ん中ではないのは珍しいです。

外箱

右下のところにへこみ
開封前のビニール破損箇所

届いた箱やフィルムに多少ダメージが見受けられました。

裏側

裏面には大きく生産国が貼り付けてありました。

同梱物

充電器と充電ケーブル、そしてシムピン。
充電ケーブルはタイプC to Aになります。

充電器は5V/2Aの10Wです。

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iPlay50の性能レビュー

ディスプレイ品質青みが強い
AnTuTu benchmark223,694
Geekbench6シングル 465
マルチ 1,653
ブラウジング不満なし
AnTuTuストレージテスト(平均)6077.5
バッテリー性能再低輝度 11h36m
最高輝度 4h13m
充電性能(18→100%)261min
音量音質最大音量で音割れあり

ディスプレイ品質

FHDですので解像度に不満はありません。
ただ初期設定では青みが強めなので違和感がありましたが、ディスプレイ設定で調整すると気にならなくなりました。
最高輝度はわりと明るくなりますが、太陽の光が当たるところでは多少暗く感じます。
最低輝度はあと少し下がるといいのですが暗いところで気になるほど明るいわけではないのでゴロ寝タブレットとして使えています。

iPad pro(左)の最高輝度とiPlay50(右)の最高輝度を太陽の光が当たるところに置いて撮影しましたので参考にしてください

SoC性能・ベンチマークテスト

このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。
SoCはタブレットやスマートフォンの脳のようなもので、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、通信機能などを一つのチップに統合したものです。
この一つのチップが、デバイスのスピードや効率、消費電力を大きく左右します。

SoCの解説記事はこちら
»SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!

ベンチマークスコアは使用感の目安にしてください。
22万もあればブラウジングや軽いゲーム、動画視聴は不満なく使えます

ブラウジングレビュー

必要十分な性能です。
画像の読み込みはハイエンドと比べれば多少遅いため気になりますが2万円でこのレスポンスなら不満はありません。
タッチ操作もキビキビ反応するのでブラウジングは普通に楽しめます。
僕としてはもう少し読み込みが早いと快適ですが、わりとこれくらいで快適と言われますので「快適」か「不満なし」かという個人差がでる絶妙なスペックかと思います。

ストレージテスト

1回目2回目平均
スコア555466016077.5
Sequence Read266.4MB/s275.2MB/s270.8MB/s
Sequence Write34.4MB/s67.4MB/s50.9MB/s
Random AccessRead 30.7MB/s
Write 4.8MB/s
Read 29.7MB/s
Write 10.1MB/s
Read 30.2MB/s
Write 7.45MB/s

AnTuTuのストレージテストを2回おこないました。
参考にしてください。

これらはストレージデバイスの性能測定に使われる3つのテストです。
Sequence Read:連続したデータを読み込む速度を測定します。
Sequence Write:連続したデータを書き込む速度を測定します。
Random Access:ランダムな場所からデータを読み取る速度を測定します。

バッテリーテスト

PCMARK for Androidで計測しました。
最低輝度と最高輝度で計測したところ、最高輝度で4時間13分、最低輝度で11時間36分となりましたので参考にしてください。

しばらく使用して気づきましたが待機電力が非常に少ないです。
他の機種なら1週間も放置したら残り20%くらいになっていたりしますが6日放置して15%くらいしか減っていませんでした。
最近はこの状態が続いていますのでたまにしか使わない人にはオススメかもしれません。

充電性能テスト

5V/2Aの充電器が同梱されており公式も5V/2Aなのですが、購入してからバッテリーが安定するまでは充電をすると3Wになることが多かったです。
しばらく使用しているとバッテリーが安定してきたのか9W近くで充電されていました。

充電時間は公称値10W、実測値では9Wですから4時間前後かかるのは普通だと思います。

再生品質・Widevine

Netflixなどを高画質再生するにはWidevineがL1である必要があります。
スマホではL1が当たり前でしたが、タブレットでは当たり前ではないので高画質再生をしたいのならL1のものを選びましょう。
ここではWidevineをDRM InfoというアプリとNetflixの再生仕様画面で確認していきます。

YouTube高画質
アマゾンプライムビデオ低画質
Netflix低画質
動画再生品質

iPlay50はWidevineはL3になるのでYouTubeのみ高画質再生可能となります。
Netflixなどは低画質再生となりますが、480pなので気にならないなら問題ありません。

Netflixも高画質再生できるタブレットをまとめて紹介している記事もありますので参考にしてください。
»Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット4選【10〜11インチ】

Widevine L1とL3の違い
Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。

Widevineの概念について詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!

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»おすすめのモバイルルーター5選
旧型のRakuten WiFi Pocket 2Cの実機レビュー記事
»Rakuten WiFi Pocket 2C レビュー

音質、音量レビュー

音質は動画視聴には十分です。
視聴音量で音割れもしませんし聞き取りにくいこともありません。
なによりこの価格で2つのスピーカーなのでステレオなのもいいところです。

音量は十分大きいですが最大音量はさすがに音割れをしてしまいます。
最低音量はかなり小さくなりますから寝るときに動画を流し続けるときにうるさいということはありません。

ゲームテスト

モンスターストライク快適
マリオカート快適
原神たまのカクつきを我慢できるなら
プロセカクリア困難になりやすく不快

モンスターストライク

デフォルト設定でタッチ切れやマルチプレイ時に気になる友情コンボの演出遅延もないので快適なプレイができました。

GPSもあるのでマルチに参加もできます。
このときは4アカウントでマルチしてましたがiPhoneの参加速度は早すぎるので比較になりませんが、その他のAndroidスマホと同時でしたのでこのゲームはソロもマルチも快適と判断しました。

マリオカート

普段から初期設定でプレイしていますがiPadとあまり変わらない操作性だと感じました。
無課金なので150ccまでしか遊べていませんが十分楽しめましたので快適と判断します。

原神

原神は重たいゲームなので初めからほぼ最低設定になっています。

カタカタではないくらいで遊べますのでわかってプレイするならいいと思います。

プロセカ

これはやるべきゲームではないです。
ガチ勢ほどストレスになるのでやらない方がいいと思います。

プレイできますがスムーズさに欠けすぎているので不快だと判断しました。

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iPlay50のライバル比較

メーカーALLDOCUBECHUWI
機種名iPlay50Hipad XPro
ディスプレイ10.4インチ
2000×1200
‎10.51 インチ
1920×1200
SoC‎Unisoc T618‎Unisoc T616
メモリ4GB/6GB6GB
ストレージ64GB/128GB128GB
OSAndroid12Android12
バッテリー6000mAh7000mAh
WidevineL3L1
(Netflixのみ低画質)
カメラリア8MP
フロント5MP
リア13MP
フロント5MP
GPSありあり
その他3.5mmイヤホンジャック
microSD 2TB
充電5V×2A
2スピーカー
3.5mmイヤホンジャック
microSD 512GB
充電5V×2A
4スピーカー

Hipad Xproはアマゾンプライムビデオを高画質再生したい人にはいい選択肢になると思います。

ただしHipad XproはWidevineL1なのですがNetflixには対応していません
公式もL1を大きく載せていますがよく見るとNetflixの文字がありませんでした。
しかしアマゾンプライムビデオだけは高画質で視聴したい人にはメモリもストレージも増え、さらにクーポンを適用なら2.1万円くらいで買えますので非常にオススメです。


レビュー記事や比較記事がありますので是非参考にしてください。
»【CHUWI Hipad Xpro実機レビュー】スペックと実際の使用感を徹底解説!

逆にYouTubuだけならiPlay50で十分ですのでこの部分を比較して選ぶのがいいと思います。

iPlay50のメリット、デメリット

メリット(良いところ)

  • 定価2万円に4,000円クーポン!
  • YouTube視聴が快適
  • ブラウジングも不満なし
  • GPSがあるためナビとして使える

定価2万円に4,000円クーポン!

Widevineさえ目をつぶれば有名中華メーカーのoppoやredmi(Xiaomi)のタブレットよりかなり安くなっています。
先日値上げされたFireタブレットとほぼ同じ金額ですがiPlay50はクーポンがかなりの頻度で出てますのでさらにお得に買えるチャンスが多いです。

YouTubeの視聴が快適

次の動画を連続して選んでも快適です。
個人的にですがiPadと比較してもYou Tube視聴だけなら画面比率の関係で同等の大きさに表示されることもあり、iPlay50で十分だと思いました。

ブラウジングも不満なし

不満のない動作ですので調べ物をするくらいなら十分使えます。
一昔前の格安タブレットのもっさりカクカクのイメージは全くありません。

GPSがあるためナビとして使える

僕はスマホのナビをよく使いますが遜色ない動きでしたので十分つかえます。
ゲームではモンストのマルチでも快適に参戦できました。

デメリット(良くなかったところ)

  • ゲームをやるには非力
  • 充電時間が長い
  • WidevineL3のためアマプラ等の高画質再生不可

ゲームをやるには非力

やはり軽いゲームくらいまでをオススメします。
しかしゲームをやらない人やマリオカートやモンストくらいの軽いゲームくらいしかやらないとわかっているならデメリットにならないです。

充電時間が長い

充電速度が遅い事が多いので充電時間が長くなりやすいです。
電池持ちが悪いわけではないので自宅や充電環境があるところで使うなら気になることはないでしょう。

WidevineL3のためアマプラ高画質再生不可

アマゾンプライムビデオやNetflixを高画質で視聴したい人にはデメリットです。
視聴できないわけではないので気にしない人やYouTubuメインの人には問題はありません。

iPlay50は価格以上に優秀なコンテンツ消費デバイス

動画視聴はYouTubuのみと割り切れば快適ですし電子書籍も快適に読むことができます。
ブラウジングも問題ないレベルでこなしますしゲームも軽いものなら問題ありません。

メリット、デメリットがはっきりしている機種なので用途をはっきりと決めて購入すると満足度が高いです。
クーポン適用が条件ですが16,900円で購入できれば価格以上に活躍するオススメのタブレットです。

さらに他のタブレットも比較検討したい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。
»【2024年版】実売2万円以下のタブレット7選!実機比較でオススメが見つかる
»【2024年版】Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選

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