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T40ProはTECLASTから発売された10.4インチのAndroidタブレットになります。
T40Proはブラウジングや電子書籍、軽いゲームくらいならこなせる性能のUnisoc T616を採用。
動画視聴用としてはWidevine L1を取得していますのでアマゾンプライムビデオの高画質再生に対応しています。
T40Proは付加機能が多いのが特徴になっていて「4スピーカー」「18W PD急速充電」「近接センサー」というエントリーモデルでは省かれやすい機能も搭載しています。
Amazonでタイムセールやクーポンがよく出ているので25,000円以下で購入できる機会が多いのも特徴です。
- 顔認証がほしい
- 急速充電はほしい
- アマゾンプライムビデオも楽しみたい
という人にオススメな機種になっています。
お手頃価格になったT40Proを自腹購入したから、実機レビューしていくよ。
さらに他のタブレットも比較検討したい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。
»【2024年版】実売2万円以下のタブレット7選!実機比較でオススメが見つかる
»【2024年版】Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選
T40Pro スペック
メーカー | TECLAST |
本体サイズ(mm) 重量 | 248 x 157 x 9.2 495g |
ディスプレイ | 10.4 インチ 2000×1200 |
SoC | Unisoc T616 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
SDカード | microSD 1TBまで |
バッテリー | 7000mAh |
OS | Android12 |
カメラ | リア13MP フロント8MP |
ネットワーク | Dual SIM 4G LTE |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz |
Widevine | L1 Netflix L3 |
GPS | 対応 |
インターフェイス | USB Type-C |
その他 | 4スピーカー 18W USB-PD急速充電 近接センサー 12ヶ月保証 Bluetooth 5.0 |
イヤホンジャックはないけど、近接センサーのおかげで顔認証でロック解除ができるよ。
Widevine L1だから、アマゾンプライムビデオの高画質再生ができるのも特徴だね。
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応していると高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応していると低画質(SD)再生しかできません。
詳しくはこちら
≫【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
T40Proの外観、同梱物レビュー
背面の保護フィルムはTECLASTには多い気がします。
付属品にはちゃんとPD急速充電器、画面には保護フィルムで何も買い足さなくても大丈夫なスタイルです。
外観
P40HDはシールでしたが、これはさすがにシュリンク。
ビニールの破れは中華あるあるです。
角が丸いiPad第9世代みたいなデザインです。
P40HDでも背面フィルムでしたので、背面フィルムはTECLASTさんでは定番なのかもしれません。
画面保護フィルムは最初から貼り付けてありました。
気泡が入っていたのはちょっと残念ですがじっくり見ないとわからないレベルです。
スピーカーは上下に2つの4スピーカー。
横持ちのときに、手でふさいでしまわない設計です。
電源、ボリューム、USB-Cは左側面に集中しています。
縦持ちのときには全て上にくる配置になっています。
重量は公称値495gでしたが実測では484gでした。
B5の大学ノートは130gなので3.7冊分と同じくらいです。
大きさはB5の大学ノートより多少小さいくらいです。
付属品
SIMピン、充電器、充電ケーブルと説明書です。
充電器はPD対応なので20WのPD充電器が入っています。
T40Pro 性能レビュー
ディスプレイ品質 | 青い |
AnTuTu benchmark | 262,859 |
PCMark for Andoroid | 8,156 |
Geekbench6 | シングル 439 マルチ 1,560 |
AnTuTuストレージテスト(平均) | 42,051 |
ブラウジング | 不満なし |
バッテリー性能 | 最低輝度 15時間26分 最高輝度 5時間58分 |
充電性能(9%→100%) | 151分 |
音量音質 | 音割れなし |
ディスプレイ品質
フリー素材の景色と人物で比較しました。
デフォルト設定ですが、画面は思ったより青みが強くなりました。
4台並べて比較しましたので、参考になると思います。
SoC性能・ベンチマークテスト
このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。
SoCはタブレットやスマートフォンの脳のようなもので、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、通信機能などを一つのチップに統合したものです。
この一つのチップが、デバイスのスピードや効率、消費電力を大きく左右します。
SoCの解説記事はこちら
»SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!
AnTuTuは262,859、PCMark for Androidは8,156、Geekはシングル439マルチ1560でした。
普段使いには十分な性能です。
ストレージテスト
1回目 | 2回目 | 平均 | |
スコア | 43190 | 40912 | 42051 |
Sequence Read | 967.1MB/s | 960.5MB/s | 963.8MB/s |
Sequence Write | 718.4MB/s | 559.4MB/s | 638.9MB/s |
Random Access | Read 226.9MB/s Write 217.2MB/s | Read 226.1MB/s Write 224.5MB/s | Read 226.5MB/s Write 220.85MB/s |
AnTuTuのストレージテストを2回おこないました。
今までのエントリーモデルの中ではダントツのスコアです。
商品紹介ページでは推されてなかったので驚きました。
- これらはストレージデバイスの性能測定に使われる3つのテストです。
- Sequence Read:連続したデータを読み込む速度を測定します。
Sequence Write:連続したデータを書き込む速度を測定します。
Random Access:ランダムな場所からデータを読み取る速度を測定します。
ブラウジングレビュー
十分ブラウジングを楽しめます。
画像が沢山あるページは表示が重たいですが不満のある動きはありませんでした。
バッテリーテスト
最低輝度では15時間26分
最高輝度では5時間58分
7000mAhならこれくらいかと思います。
5日程度放置してもバッテリーはなくなりませんでしたのでアイドル状態のバッテリー持ちは良かったです。
充電性能テスト
テスターでは16W前後でした。
最初から20Wの充電器が付属してますので買い足さなくても急速充電を使うことができます。
2時間30分くらいで満充電になりますから、充電はやはり早いです。
タブレットはスマホよりバッテリーが大きいので急速充電は助かります。
動画再生品質・Widevineチェック
Netflixなどを高画質再生するにはWidevineがL1である必要があります。
スマホではL1が当たり前でしたが、タブレットでは当たり前ではないので高画質再生をしたいのならL1のものを選びましょう。
ここではWidevineをDRM InfoというアプリとNetflixの再生仕様画面で確認していきます。
WidevineL1ですのでアマゾンプライムビデオのほうは高画質再生できました。
画面の方でHDの文字を確認しました。
最初は高画質再生(HD再生)にならなかったのですが下記の方法で対処しました。
もしも高画質再生ができないときは参考にしてください。
高画質再生できないときは
- Playストアのアマゾンプライムビデオのアプリのページからベータ版に参加します。
- ベータ版に参加するとアプリが更新できるようになるので更新してください
- アプリをアンインストールして再インストールしたら高画質再生できるようになっています。
- ②は省いても大丈夫かもしれませんが筆者はこの手順で高画質再生できるようになりました。
T40ProのWidevineをDRM InfoとNetflixで確認しました。
Security LevelのところがL1となっていますがNetflixのデジタル再生管理のところではL3になってますので、Netflixでの高画質再生はできないようです。
中華タブレットではNetflixの高画質再生非対応が多いのでNetflixを視聴したいのなら注意をしてください。
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。
Widevineの概念について詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
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おすすめモバイルルーターをまとめた
»おすすめのモバイルルーター5選
旧型のRakuten WiFi Pocket 2Cの実機レビュー記事
»Rakuten WiFi Pocket 2C レビュー
音量音質レビュー
4スピーカーなので最大音量で音割れもありません。
高音質ではありませんが、動画視聴なら不満のない音になっています。
T40Pro ゲームテスト
モンスターストライク | 快適 |
マリオカート | 快適 |
原神 | たまのカクつきを我慢できるなら |
プロセカ | 難易度を下げれば遊べなくもない |
マリオカートやモンストは普通に遊べます。
ストレスになることもありませんでしたのでこれくらいのゲームなら大丈夫です。
原神はカタつきながらも遊べました。
プロセカはクリア困難な曲がかなりでると思いますが、音楽に合わせてやれるなら遊ぶ程度にはプレイできました。
モンスターストライク
2時間くらいメインとマルチで検証。
軽いゲームだったのでタッチ切れなどの問題もなく遊べました。
ツイッターに簡単なプレイ動画をあげましたので、参考にしてください。
マリオカート
150ccで遊んでました。
ハイエンドと比べると、多少キャラ選択やマシン選択画面への移行が遅い気がしますが、気にするほど遅いわけではありません。
操作性も違和感なく遊べます。
ツイッターに簡単なプレイ動画をあげましたので、参考にしてください。
原神
デフォルトで最低設定。
T40Proは60fpsまで選択できるようになっています。
デフォルトで30fpsですが60fpsにしても、もともとカタつきがあるので、多少の負荷が上がっても変化がわかりませんでした。
どちらにしろスペック的に厳しいので、かるく遊ぶくらいがちょうどいいと思います。
ツイッターに簡単なプレイ動画をあげましたので、参考にしてください。
プロセカ
音ゲーはストレスです。
タイミングを調整しようにも、タップしてからズレて反応してしまい、タイミング調整の数字が-7とかでした。
音に合わせてプレイするのであれば、一応遊べなくもありませんでした。
プロセカをやりたくて買うのであれば、もっといいSoCを搭載した機種を選びましょう。
プレイ動画は設定で演出もほぼなくして負荷を減らしていますが、EXPERTのクリアが出来なくてHARDに難易度を落としています。
ツイッターに簡単なプレイ動画をあげましたので、参考にしてください。
T40Pro ライバルとの比較
商品名 | T40Pro | IPlay50 | Hipad xpro |
メーカー | TECLAST | ALLDOCUBE | CHUWI |
ディスプレイ | 10.4 インチ 2000×1200 | 10.4インチ 2000×1200 | 10.51 インチ 1920×1200 |
SoC | Unisoc T616 | Unisoc T618 | Unisoc T616 |
メモリ ストレージ | 8GB 128GB | 4/6GB 64/128GB | 6 GB 128GB |
SDカード | 1TBまで | 2TBまで | 512MBまで |
ネットワーク | Dual SIM 4G LTE | Dual SIM 4G LTE | Dual SIM 4G LTE |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz |
Widevine | L1 Netflix L3 | L3 | L1 Netflix L3 |
インターフェイス その他 | USB Type-C 18W USB-PD急速充電 4スピーカー 12ヶ月保証 | USB Type-C イヤホンジャック 2スピーカー 充電5V/2A | USB Type-C イヤホンジャック 4スピーカー 12ヶ月保証 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
iPlay50
こちらの機種は価格がT40Proと比べて下がりますが、T616に似た性能のT618を搭載し、WidevineL3、2スピーカーです。
価格は安いのですが、アマゾンプライムビデオの高画質視聴や4スピーカーがほしいならT40Proか、下記のHipad Xproの選択になると思います。
iPlay50のレビューはこちら
≫【ALLDOCUBE iPlay50実機レビュー】メリットとデメリットを徹底解説!
Hipad Xpro
真っ向から対抗できる機種です。
PD充電や近接センサーはないですが、T616搭載、WidevineL1を取得、4スピーカーというかなり似た性能です。
PD充電はないですが、なぜか充電は15W前後でできる不思議な仕様なので、違いがさらに少ないです。
近接センサー(顔認証)は使うとかなり便利なので、近接センサーがほしいならT40Proを選ぶのがオススメです。
Hipad Xproのレビューはこちら
≫【CHUWI Hipad Xpro実機レビュー】スペックと実際の使用感を徹底解説!
T40Proのメリット・デメリット
メリット(良いところ)
- 顔認証
- バッテリーが長持ち
- 12ヶ月保証
顔認証
これはあると手放せない機能です。
腕を伸ばした距離でも解除できましたので、解除でストレスを感じないです。
バッテリーが長持ち
アイドル時のバッテリーは5日放置しても半分程度あったりと、充電を忘れやすいタブレットではありがたい性能でした。
12ヶ月保証
今回カスタマーと少しやりとりがありましたが、すごくいいカスタマーでした。
機種のシリアルなどは聞かれるので、メモなどをしておいてください。
デメリット(悪いところ)
- ディスプレイの青さ
- アマゾンプライムビデオで少し手順が必要
ディスプレイの青さ
過去にレビューしたエントリーモデルも青いのはありましたが、T40Proは結構青いと思いました。
このことは理解して買うべきだと思います。
アマゾンプライムビデオで手順が必要
全員に当てはまるわけではないと思いますが、やり方がわからない人は困ってしまうと思います。
この記事の>>で説明してますのでWidevineL1なのにアマゾンプライムビデオで高画質再生できないときに試してみてください。
T40Proの評価まとめ
エントリーモデルにWidevineL1や近接センサーなど、付加価値を詰め込んだ豪華仕様なのがこのT40Proになります。
T616を採用してますので、ゲーム以外の基本的なことは楽しめる性能。
エントリーモデルでいいけど便利機能は外せない人には、T40Proはオススメな機種になっています。
T40Proは寝転がってから顔認証でロック解除をして、ブラウジングや動画視聴をするようなゴロ寝用タブレットという使い方を想定している人にもオススメしたい1台になっています。
さらに他のタブレットも比較検討したい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。
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