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Xiaomi Pad5はXiaomiから発売された11インチのAndroidタブレットになります。
Xiaomi Pad5はブラウジングや電子書籍は快適に動き、それなりに重たいゲームも快適にこなせるSoC(Snapdragon860)を採用。
先日レビューしたRedmi Padの兄貴分にあたり、動画視聴用としてWidevine L1を取得(Netflix含む)していますので、アマゾンプライムビデオやNetflixなどアプリを問わず高画質再生を楽しめます。
Xiaomi Pad5はXiaomiらしく、価格以上の快適機能が採用されていることが特徴です。
- Snapdragon860というハイミドルSoCの採用
- Dolby Atmos対応の4スピーカー
- 120Hzのリフレッシュレート
という普段使いではハイエンドと遜色のない使い心地になっています。
すでにXiaomi Pad6が販売されているので、新品ではなく中古が狙い目になっています。
かなり価格も落ちているので「メルカリ」や中古タブレットを扱っている「イオシス」がおすすめとなっています。
Xiaomi Pad5がおすすめな人
- 高リフレッシュレートによるなめらかなスクロール
- 読み込みが速く快適なブラウジング
- タブレットでいろいろなゲームをやりたい
中古のXiaomi Pad5を自腹購入したので、実機レビューしていきます。
X(旧Twitter)でも情報発信をしてるので、よろしくお願いします。
Xiaomi Pad5のスペック
メーカー | Xiaomi |
本体サイズ(mm) 重量 | 254.69×166.25×6.85 511g |
ディスプレイ | 11インチ 1,600 x 2,560(WQHD+) |
SoC | Qualcomm® Snapdragon™ 860 |
メモリ | 6 GB |
ストレージ | 128GB/256GB |
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 8,720 mAh |
OS | MIUI 12.5 for pad (Android™ 11ベース) |
カメラ | リア13MP フロント8MP |
ネットワーク | 非対応 |
Wi-Fi | Wi-Fi プロトコル 802.11a/b/g/n/ac |
Widevine | L1 |
GPS | 非対応 |
インターフェイス | USB-C |
その他 | リフレッシュレート:120 Hz LPDDR4X RAM + UFS 3.1 ストレージ Bluetooth 5.0 顔認証 Dolby Atmos®に対応 22.5W高速充電器付属 |
Xiaomi Pad5の外観、同梱物レビュー
本体はとても綺麗な作りをしていて高級感を感じるつくりになっています。
箱が大きいですが入ってる付属品は「説明書」「充電器」「ケーブル」くらいです。
外観
国内版なので箱はとても綺麗です。
しかしとても大きいです。
Redmi Padと違い過ぎて驚きました。
現行iPadのような角のあるデザインになっています。
AndroidタブレットはiPadと画面比率が異なるので細長く感じますが、Xiaomi Pad5はiPadの比率に近いため、あまり細長く見えません。
このXiaomi Pad5は背面が白くてわかりにくいですが、背面と側面が別のパーツで作られていて大変綺麗です。
フィルムが貼ってありましたが中古で購入していますので、前のオーナーの方が貼っていたようです。
購入するときはフィルムも購入しましょう。
横持ちのときに電源(左)、ボリュームボタン(上)、USB-C(右)、スピーカー(左右2つずつ)です。
iPad proとほぼ同じ配置なので大変使いやすいと感じています。
重量は公称値511gでしすが、実測では551gでした。
少し公称値より重たいのはフィルムが貼ってあるからかと思われます。
ペンは12g
iPadに使うアップルペンシル2(20.7g)より軽いです。
軽いためか質感が安っぽく感じますが、メモをとるのには十分です。
付属品
充電器、充電ケーブル(タイプA to C)と説明書。
公式では33Wの高速充電対応となっていますが同梱されているのは22.5Wの充電器です。
Xiaomi Pad5の性能レビュー
ディスプレイ品質 | 非常にきれい(寒色より) |
AnTuTuベンチマーク | 742,851 |
PCMark for Andoroid | 11,478 |
Geekbench6 | シングル 999 マルチ 2,831 |
AnTuTuストレージテスト(平均) | 44,184.5 |
ブラウジング | 快適 |
バッテリー性能 | 最低輝度 17時間37分 最高輝度 7時間37分 |
充電性能(4%→100%) | 131分 |
音量音質 | 音量もあり非常にきれい |
Widevine L1を取得しているのでアマゾンプライムビデオやNetflixが高画質視聴可能。
120Hzのリフレッシュレート、大容量バッテリー、普段使いに困らない性能のSoCというハイミドルの性能にハイエンドの快適装備をつけたような豪華な仕様になっています。
ディスプレイ品質
フリー素材の景色と人物で比較しました。
Redmi Padと似ていますが実際にはもう少し青は弱いです。Xiaomiがこういう表現をするメーカーなのかもしれません。
SoC性能・ベンチマークテスト
このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。
SoCはタブレットやスマートフォンの脳のようなもので、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、通信機能などを一つのチップに統合したものです。
この一つのチップが、デバイスのスピードや効率、消費電力を大きく左右します。
SoCの解説記事はこちら
»SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!
SoC | AnTuTu | PCMark | Geek6 | |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon860 | 742,851 | 11,478 | シングル 999 マルチ 2,831 |
Redmi Pad | Helio G99 | 388,340 | 9,293 | 未計測 |
Hipad XPro | Unisoc T616 | 249,647 | 7,891 | シングル 444 マルチ 1,538 |
iplay50 | Unisoc T618 | 223,694 | 未計測 | シングル 465 マルチ 1,653 |
P40HD | Unisoc T606 | 177,165 | 未計測 | 未計測 |
実際に計測した機種との比較をしてもダントツのスコア。
スコア通り実際に使用したところ、とても快適な使い心地です。
ストレージテスト
Sequence Read | Sequence Write | Random Access | |
1回目 | 1617.0MB/s | 538.7MB/s | Read 304.0MB/s Write 269.0MB/s |
2回目 | 1622.3MB/s | 549.0MB/s | Read 300.0MB/s Write 278.0MB/s |
平均 | 1619.65MB/s | 543.85MB/s | Read 302MB/s Write 273.5MB/s |
公式サイトではUFS 3.1のことなので、AnTuTuの計測でストレージはUFS3.xと表示が出ました。
スコア平均は44184.5になりましたので、参考にしてください。
ストレージの性能を3つのテストで測定
Sequence Read:連続したデータを読み込む速度を測定します。
Sequence Write:連続したデータを書き込む速度を測定します。
Random Access:ランダムな場所からデータを読み取る速度を測定します。
ブラウジングレビュー
表示速度も速く、120Hzのリフレッシュレートで快適です。
Xiaomi Pad5くらいのスペックになると、ブラウジングのように軽い操作はハイエンドと遜色のない操作感になります。
リフレッシュレートの解説はこちら
≫【初心者向け】タブレット端末のリフレッシュレートを簡単に解説!
バッテリーテスト
最低輝度では17時間37分
最高輝度では7時間37分
性能が高めのSoC、120Hzのリフレッシュレートなどバッテリーテストでは不利になりそうな要素が多いです。
しかし、非常に優秀な結果になりました。
充電性能テスト
いつも検証で使用している充電器とケーブルでテスターでは12W前後でした。
付属の充電器とケーブルなら19Wで充電できました。
付属の充電器ならめちゃくちゃ速い充電ができる、という独自規格のような充電器が増えています。
個人的に独自規格の急速充電はいいのですが、汎用の充電器でもせめて18Wで充電可能になってほしいと思うことがあります。
8,720mAhもあるので急速充電は必須です。
設定画面で充電器を繋がなければバッテリーの残り時間、充電器を繋げば充電完了までの時間が表示される機能はRedmi Padと同じように見ることができます。
バッテリー持ちを良くするために問題があれば修正案や提案をしてくれるので、簡単に自分なりの最適化ができるのは嬉しい機能です。
Widevinチェック
Netflixなどを高画質再生するにはWidevineがL1である必要があります。
スマホではL1が当たり前でしたが、タブレットでは当たり前ではないので高画質再生をしたいのならL1のものを選びましょう。
ここではWidevineをDRM InfoというアプリとNetflixの再生仕様画面で確認していきます。
DRM InfoのSecurity LevelのところがL1、Netflixのデジタル再生管理のところもL1となっているのでアマゾンプライムビデオやNetflixの高画質再生が可能です。
WidevineL1ですのでアマゾンプライムビデオの高画質再生ができます。
画面でHDの文字を確認しました。
Xiaomi Pad5は全ての高画質に対応しているので、スマホなどのようにあたり前に高画質再生できるので安心です。
全部に対応してるのは嬉しいよね。
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。
Widevineの概念について詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
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旧型のRakuten WiFi Pocket 2Cの実機レビュー記事
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音量音質レビュー
普段iPad proで実際にプレイしているプロセカをいろいろな端末でプレイ動画を撮ったりしていますが、音はいいと感じながらプレイしました。
ちゃんと高温、低音も目立ちすぎないくらいに聞こえます。
中音のボーカルもバランスよく聞こえますので動画視聴やゲームで違和感なく楽しむことができます。
Xiaomi Pad5のゲームテスト
マリオカート | 快適 |
プロジェクトセカイ カラフルステージ! (プロセカ) | 120fpsのとき 120Hzの相性がいい |
原神 | デフォルト+60fpsくらいなら快適 |
崩壊:スターレイル | デフォルト+60fpsくらいなら快適 |
Snapdragon860のゲーム検証です。
今回「マリオカート」「プロセカ」「原神」「崩壊:スターレイル」の検証になります。
マリオカートは快適ですし、画質もハイエンドと同じように綺麗です。
プロセカは120Hzで使っているなら120fpsにするとヌルヌルで楽しめます。
原神はわりと快適に動きますので十分遊べると判断しました。
崩壊スターレイルは快適です。
これだけ動けば十分楽しめました。
全体的に設定次第で十分楽しめる性能になってます。
評価は「快適に動くか」に重点を置いてるよ。
うまく再生できないときは、X(旧Twitter)のほうをみてね。
マリオカート
メインデータを引き継いで150ccを遊んでました。
ハイエンドと同じような高画質で快適な動きです。
マリオカートは凄く快適なので、なんの不満もありません。
プロセカ
ゲームのフレームレートが120fpsに対応したためか、リフレッシュレート120HzのXiaomi Pad5と相性がいいと感じました。
Xiaomi Pad6では最大144Hzのため、適切なフレームレートがわかりにくくプロセカをやりにくいときがありました。
しかしXiaomi Pad5ではフレームレートと合うためか非常にプレイがしやすかったです。
プロセカのフレームレートが120fpが可能になってからXiaomi Pad5ではあまりやりこんでないので、細かいカタつきがあるかわかりませんがXiaomi Pad6やXiaomi Pad6s Proよりやりやすく感じました。
原神
デフォルトで中の設定のところ、フレームレートを60にして遊んでます。
フレームレートを上げても問題なく遊べていますが、多少端末が暖かくなってきます。
原神を十分楽しめる端末です。
崩壊:スターレイル
崩壊:スターレイルは個人的に原神より要求スペックが低いと考えています。
戦闘がアクションではないので、多少スペックに問題があっても、バトルはこなせると考えているためです。
原神と同じくらいの設定で問題なく遊べていますし、もちろん不満を感じた事もありません。
崩壊スターレイルも十分楽しめる性能になっています。
Xiaomi Pad5のライバル比較
Redmi Pad 6GBモデル
わりとXiaomi Pad5との価格差がありますので、ゲームをあまりしないのなら十分選択肢に上がります。
Widevine L1、Dolby Atmos、リフレッシュレート90Hzなど十分以上の快適装備を持っています。
Xiaomi Pad5のメリット・デメリット
メリット(良いところ)
- 普段使いでもたつきを感じない
- 120Hzのリフレッシュレートでスクロールが常になめらか
- 快適装備のほとんどが採用されている
- 購入する選択肢が多い
デメリット(悪いところ)
- 500gを超えているので重く感じる
- 発熱が気になる
メリット(良いところ)
- 普段使いでもたつきを感じない
- 120Hzのリフレッシュレートでスクロールが常になめらか
- 快適装備のほとんどが採用されている
- 中古の玉数が多い
- 購入する選択肢が多い
普段使いでもたつきを感じない
SoCにSnapdragon860を採用しているおかげで、常にもたつきを感じません。
現在ではハイミドルの性能とはいえ、数年前のハイエンドと同等の性能なので快適なのは当然なのかもしれません。
120Hzのリフレッシュレートでスクロールが常になめらか
操作をしていて「もたつき」の次に体感しやすいのはリフレッシュレートです。
リフレッシュレートは多くのタブレットが60Hzです。
最近は120Hzのスマホが多くなっていて目が高リフレッシュレート慣れしているため、60Hzですとブラウジングなどでスクロールしたときに残像感(チラつき)となって気になることがあります。
しかしXiaomi Pad5のリフレッシュレートは120Hzなので、残像感も感じず非常にスムーズです。
快適機能のほとんどが採用されている
Xiaomi Pad5は「高リフレッシュレート」「Dolby Atmos採用の4スピーカー」「Widevine L1」「高速充電」「顔認証」などあると嬉しい機能が沢山あります。
快適機能がハイエンド顔負けと言っても言い過ぎではありません。
中古の玉数が多い
中古の数も増え、かなり価格も下がってきました。
まだまだミドルクラスの実力があるのに「かなり安くなってきたな」と感じるくらいの価格です。
1度中古価格をチェックしてみてもいいと思いますので、「メルカリ」や「イオシス」で確認してみてはいかかでしょうか。
購入する選択肢が多い
Xiaomi Pad5はAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも取り扱いがあるのはもちろん、ポイントまで考えるとAmazon以外の選択肢もあるので自分の1番お得になるところで買えるのが大きなメリットです。
デメリット(悪いところ)
- 500gを超えているので重く感じる
- 発熱が気になる
500gを超えているので重く感じる
Xiaomi Pad5の重量は511(公称値)g、兄弟機種の弟分Redmi Padが451g(実測)でした。
画面が大きいのでXiaomi Pad5の方が重たく感じるのはあたり前なのですが、Redmi Padは軽く感じるくらいの重量なので少し気になってしまいます。
ですがこの重量は今までにレビューした格安タブレットに近い重量です。
比較するから余計に気になるだけで、このサイズでは重すぎるわけではありません。
発熱が気になる
たまにゲームなどで遊んだり、負荷をかけた検証していると発熱が気になることがあります。
カメラの左側のあたりにチップがあると思われ、そのあたりだけが温かく感じることがあるため気になりました。
タブレットは本体が大きいので、効率的に外装に熱をうつして放熱しているとも考えられます。
検証以外でも使ってましたが、使用していて発熱によって挙動がおかしくなることはありませんでした。
Xiaomi Pad5の評価まとめ
Xiaomi Pad5はSnapdragon860を採用しもたつきを感じない使い心地だけではなく、リフレッシュレート120Hz、Dolby Atmos対応の4スピーカー、Netflixの高画質再生ができるWidevine L1取得など沢山の快適機能を搭載しています。
- 有名メーカーだと安心できる
- 快適な使い心地
- 動画視聴は高画質視聴!
という「ハイエンドの快適機能をハイミドルに採用すると価格も性能も最高でしょ」というのを実現したような機種です。
快適な使い心地も、快適機能も全部欲しいけど高額なのはちょっと…というワガママな要求を叶えてくれる端末になっています。
Netflixも高画質再生できるタブレットをまとめて紹介している記事もありますので参考にしてください。
»Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選【10〜11インチ】
Rakuten WiFi Pocket 2Cの実機レビューはこちら。
»Rakuten WiFi Pocket 2C レビュー
プランやキャンペーン情報、口コミはこちらの記事で紹介しています。
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