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P40HDはTECLASTから発売された10.1インチのAndroidタブレットになります。
P40HDは軽い調べ物のブラウジングくらいならこなせる性能のUnisoc T606を採用。
動画視聴用としてはWidevine L1を取得していますのでアマゾンプライムビデオの高画質再生に対応しています。
Amazonでタイムセールやクーポンがよく出ているので2万円以下で購入できる機会が多いのも特徴です。
- タブレットはYouTubeかアマゾンプライムビデオの視聴用
- ゲームはしないが、ブラウジングには使いたい
- 予算は2万以下
という人にオススメできる機種となっています。
今回Amazonで販売価格20,900円のところ、タイムセール24%OFFの15,920円で購入できましたので、そのスペックと実際の使用感を詳しく解説しその魅力をお伝えします。
さらに他のタブレットも比較検討したい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。
»【2024年版】実売2万円以下のタブレット7選!実機比較でオススメが見つかる
»【2024年版】Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選
P40HD スペック
メーカー | TECLAST |
発売時期 | 2022/11 |
本体サイズ(mm) 重量 | 240x 160x 7.8 520g |
ディスプレイ | 1920X1200 |
SoC | Unisoc T606 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
SDカード | microSD 1TBまで |
バッテリー | 6000mAh |
OS | Android12 |
カメラ | リア5MP フロント2MP |
ネットワーク | Dual SIM 4G LTE |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz |
Widevine | L1 Netflix L3 |
GPS | 対応 |
インターフェイス | USB Type-C |
その他 | USB Type-C 3.5mmイヤホンジャック Bluetooth 5.0 12ヶ月保証 |
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応していると高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応していると低画質(SD)再生しかできません。
詳しくはこちら
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
P40HDの外観+付属品レビュー
最近多い角があるデザインではなく丸みを帯びたデザインです。
付属品も珍しいものはありませんが必要最低限は揃っています。
外観
シュリンクではなくシールで封印がしてあるだけです。
最近のiPadもそうなっていましたが個人的にはシュリンクが好みです。
全体的に角は丸みを帯びたデザイン。
おそらく樹脂と思われますが真ん中を押すと少したわんで見えます。
フィルムは最初から貼り付けてありました。
指で擦り跡ができるほど柔らかくはありませんが爪に当たったら深いキズが出来ましたので凄く硬いわけではないようです。
イヤホンジャックは上側面にありました。
スピーカーは下側面に2つの2スピーカー。
横持ち前提の配置のようです。
電源、ボリューム、USB-Cは左側面に集中しています。
SIMトレイはnanoSIM×2かnanoSIM+マイクロSDカードの排他利用タイプになります。
B5のノートとの大きさ比較です。
手に取ったときの大きさや重さの参考にしてください。
全体的にノートより少し小さいくらいになります。
公称値は520gですが計測すると525g。
大学ノートは約130gですから、ちょうど4冊分くらいです。
付属品
SIMピンや5V/2Aの10W充電器がついてます。
P40HD 性能レビュー
ディスプレイ品質 | 多少青い |
AnTuTu benchmark v9.5.7 | 177,165 |
PCMark for Andoroid | 未計測 |
Geekbench6 | 未計測 |
ブラウジング | やや重たい |
バッテリー性能 | 最低輝度 10間52分 最高輝度 4時間19分 |
充電性能(20%→100%) | 171分 |
音量音質 | 最大音量で音割れあり |
ブラウジングやYouTubuでは多少重たさはありますが、YouTubeで動画を楽しんだり、多少の調べものなどでは十分使える性能です。
ディスプレイ品質
画質は十分です。
商品画像よりベゼル幅が太いのは中華タブレットのあるあるですが、少し野暮ったさを感じる幅でした。
ベゼル幅は10.5mm。
SoC性能・ベンチマークテスト
このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。
SoCはタブレットやスマートフォンの脳のようなもので、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、通信機能などを一つのチップに統合したものです。
この一つのチップが、デバイスのスピードや効率、消費電力を大きく左右します。
SoCの解説記事はこちら
»SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!
AnTuTuでのスコアは177,165ですので、あまり高くないです。
これくらいの性能ですとYouTubuで拡大縮小をするともたつきは気になりませんが、グワンって感じで拡大されずに多少引っかかる演出になってしまいました。
ブラウジングレビュー
ブラウジングは問題ありません。
画像が多いと少し読み込みにかかりますが、普通に上から読むぶんには問題なかったです。
画像が多いのに一気に読み飛ばす使い方は苦手という印象。
バッテリー性能テスト
最低輝度のとき10間52分、最高輝度では4時間19分。
他の6000mAhの機種とあまり変わりません。
最初の数回は満充電するまでの時間や使用時間がかなり安定しませんでした。
安定してからは6000mAhの容量としては普通の電池持ちです。
充電性能テスト
標準的な5V/2Aの10W充電器がついてました。
検証ではANKERの40W充電器を使用しています。
テスターでは8W前後で充電されていました。
充電時間は171分でしたので6000mAhの容量からしたら普通です。
再生品質・Widevineのチェック
Netflixなどを高画質再生するにはWidevineがL1である必要があります。
スマホではL1が当たり前でしたが、タブレットでは当たり前ではないので高画質再生をしたいのならL1のものを選びましょう。
ここではWidevineをDRM InfoというアプリとNetflixの再生仕様画面で確認していきます。
WidevineL1ですのでアマゾンプライムビデオのほうは高画質再生できるはずだったのですが、どうしてもできませんでした。
今回この件で公式のお問い合わせから相談させてもらい、再インストールやリセット等しましたが高画質再生されることはなかったです。
Amazonの返品期限が残り1日ありましたのでAmazonのほうから返品することにしました。
検証中のTECLAST T40ProもWidevineL1なのにアマゾンプライムビデオが低画質再生。
ですが、なんとかT40Proは高画質再生できるようになったのでここにやり方を載せておきます。
- Playストアのアマゾンプライムビデオのアプリのページからベータ版に参加します。
- ベータ版に参加するとアプリが更新できるようになるので更新してください
- アプリをアンインストールして再インストールしたら高画質再生できるようになっています。
- ②は省いても大丈夫かもしれませんが筆者はこの手順で高画質再生できるようになりました。
P40HDのWidevineをDRM InfoとNetflixで確認しました。
Security LevelのところがL1となっていますがNetflixのデジタル著作権管理のところではL3になってますので、Netflixでの高画質再生はできません。
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。
Widevineの概念について詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
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おすすめモバイルルーターをまとめた
»おすすめのモバイルルーター5選
旧型のRakuten WiFi Pocket 2Cの実機レビュー記事
»Rakuten WiFi Pocket 2C レビュー
音量音質レビュー
M2 iPad Proと比較しました。
音は動画視聴なら問題ありませんが最大音量だと多少音割れしていますし、割れてしまっているためラジオみたいな音になっていました。
2スピーカーだとどうしても最大音量が苦手なのかもしれませんが通常使用の範囲なら問題はありません。
横持ち専用のようなスピーカー配置なのはデメリットのように感じますが、横持ちをしてもスピーカーを手で塞がない配置というメリットともとれます。
P40HD ゲームテスト
ゲームはインストールしてプレイする前に返品してしまいました。
すでに上位SoCにあたるT616やT618を採用した機種のレビューをしていますが、そのSoC以下のベンチマークなのでそれら以上に快適に動くことはないと思います。
T616のゲーム性能ですので、参考にしてください。
Hipad Xpro ゲームテスト
T606のODEA A10のレビューをしたので参考にしてください。
»ODEA A10実機レビュー
P40HD ライバルとの比較
商品名 | P40HD | IPlay50 | Hipad xpro |
メーカー | TECLAST | ALLDOCUBE | CHUWI |
ディスプレイ | 10.1 インチ 1920X1200 | 10.4インチ 2000×1200 | 10.51 インチ 1920×120 |
SoC | Unisoc T606 | Unisoc T618 | Unisoc T616 |
メモリ ストレージ | 4GB 64GB | 4/6GB 64/128GB | 6 GB 128GB |
SDカード | 1TBまで | 2TBまで | 512MBまで |
ネットワーク | Dual SIM 4G LTE | Dual SIM 4G LTE | Dual SIM 4G LTE |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz |
Widevine | L1 Netflix対象外 | L3 | L1 Netflix対象外 |
インターフェイス その他 | USB Type-C イヤホンジャック 12ヶ月保証 | USB Type-C イヤホンジャック 2スピーカー 充電5V/2A | USB Type-C イヤホンジャック 4スピーカー 12ヶ月保証 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
iPlay50
価格的なライバルとなります。
こちらは処理能力はP40HDより上のSoCを採用して快適な操作ができますが、WidevineをL3とし価格をおさえているのが特徴となります。
ブラウジングなど基本的な操作感が軽くなりますのでアマゾンプライムビデオの高画質視聴をしないのならオススメしたい機種になっています。
こちらの機種は既に実機レビュー記事を書いていますので是非参考にしてください。
【ALLDOCUBE iPlay50実機レビュー】メリットとデメリットを徹底解説!
Hipad Xpro
少し価格が上がりますがWidevineL1の機種になります。
P40HDの処理能力をあげて4スピーカーにするなどの付加価値をつけたようなスペックが特徴です。
もう少し余裕がほしい、予算にはまだ多少の余裕があるという方にはオススメできるコスパのいい機種になっています。
こちらの機種は既に実機レビュー記事を書いていますので是非参考にしてください。
【CHUWI Hipad Xpro実機レビュー】スペックと実際の使用感を徹底解説!
P40HDのメリット・デメリット
メリット・いいところ
- WidevineL1なのに実売価格が2万円以下
- ブラウジングや動画視聴がちゃんと楽しめる
- 12ヶ月保証
WidevineL1なのに実売価格が2万円以下
今回アプリでWidevineL1ということは確認はとれましたが動作検証で確認がとれないのは残念でした。WidevineL1の機種はまだ実売2万円以上ばかりなので2万円以下というのは非常に珍しいと思います。
高画質再生ができない問題は、TECLAST T40Proで解決できましたので、この記事の「Widevinの再生品質を確認」のところでやり方を解説しております。
ブラウジングや動画視聴がちゃんと楽しめる
正直1番心配していたところです。
意外とYouTubuも次の動画の読み込みが遅いわけでもなく、拡大縮小が引っかかるだけで遅くないので普通に使えました。
12ヶ月保証
Amazonの返品ではなくメーカー保証を使うほうが皆さんの参考になったかもしれません。
今回はAmazonでの返品となりましたがメーカーのお問い合わせではこちらは日本語ですが相手は英語での返信でした。
不安でしたが返信も次の日にはきましたしGoogle翻訳で十分意味がわかる内容でしたので安心です。
お問い合わせの返信メールに返信してやりとりも継続でき、かなり今回のカスタマーとのやりとりは好印象でした。
しかし返品などのサポートはAmazonならAmazonで出品しているメーカーのカスタマーとやりとりをしてくれとの返事をもらいましたのでそちらでやるのがいいと思います。
別機種になりますが、TECLASTのAmazonのカスタマーは対応が日本語ですし素晴らしく親身に対応してくれました。
Amazonの返品期間が過ぎてしまった場合でも、こちらに連絡してみるのがいいのではないでしょうか?
デメリット・よくないところ
- 筐体がデザインが少し古く、安っぽさがある。
- やはり快適なスペックではない。
- Netflixの高画質再生ができない。
- アマゾンプライムビデオの高画質再生に手順が必要な可能性がある。
筐体がデザインが少し古く、安っぽさがある。
iPadは角があるデザインなのでどうしても背面が丸いデザインは古臭さを感じてしまいます。
動画視聴用や電子書籍を見るためにデザインなど気にならないなら問題はないと思います。
やはり快適なスペックではない。
先程のメリットの通り普通に使えますが、快適ではないと判断する人はいてもおかしくないと思えるくらいの性能です。
ハイスペックなスマホに慣れているとブラウジングなどは少し動きが重たく感じると思います。
動きが少し気になる程度ですから動画視聴用としてなら問題ありません。
Netflixの高画質再生ができない。
NetflixではL3でしたので高画質再生はできません。
この機種はYouTubu、アマゾンプライムビデオの高画質再生対応なのは忘れないようにしましょう。
Netflixは高画質で再生できないだけで、低画質でいいなら再生できます。
アマゾンプライムビデオの高画質再生に手順が必要な可能性が
P40HDは高画質再生が出来なく返品してしまいましたが、TECLAST T40Proで解決できましたので、この記事の「Widevinの再生品質を確認」のところでやり方を解説しております。
P40HDの評価まとめ
価格をおさえたまま、アマゾンプライムビデオの高画質再生に対応するため、SoCの性能を落としてWidevineL1を実現した機種がこのP40HDになります。
スペックがおさえてありますので、ブラウジングやゲーム目的でP40HDを使うのはあまりオススメはしません。
YouTubuやアマゾンプライムビデオの高画質再生ができますので、お手頃な価格の動画視聴機を探している人にオススメです。
さらに他のタブレットも比較検討したい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。
»【2024年版】実売2万円以下のタブレット7選!実機比較でオススメが見つかる
»【2024年版】Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選