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Redmi Pad 2 Proの特徴
- Snapdragon 7s Gen 4でエントリーモデル以上の性能
- リフレッシュレート120Hzでスムーズな操作感
- 大容量バッテリーで長時間使用
XiaomiのサブブランドであるRedmiから「Redmi Pad 2 Pro」が登場。ミドルクラスのSnapdragon 7s Gen 4を搭載し、リフレッシュレートも120Hzということもあり、ブラウジングや動画視聴などで非常に快適なタブレットになっています。
この記事ではRedmi Pad 2 Proを実際に使用して、外観や付属品、ベンチマークスコアだけではなく使用感までを徹底的にレビューします。ぜひ、あなたのタブレット選びの参考にしてください。
10月4日(土)から先行セール開催中!今回も多くのXiaomiタブレットが対象となっており、特におすすめは「Redmi Pad 2」や「Redmi Pad 2 Pro」、「Xiaomi Pad 7」。この機会にぜひチェックしてください。
→ Xiaomiタブレットのセールまとめ記事へ

Redmi Pad 2 Proのスペック
メーカー | Xiaomi |
本体サイズ(mm) | 279.80 x 181.65 x 7.5 |
重量 | 610g |
ディスプレイサイズ | 12.1インチ |
ディスプレイ解像度 | 2560×1600 249ppi |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
SoC | Snapdragon® 7s Gen 4 モバイルプラットフォーム |
メモリ・ストレージ | 6GB+128GB/8GB+256GB |
SDカード | 最大2T |
バッテリー | 12,000mAh |
OS | Xiaomi HyperOS 2 |
カメラ | リア 8MP フロント 8MP |
ネットワーク | なし |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 |
Widevine | L1 (Netflix L1) |
GPS | なし |
その他 | リフレッシュレート120Hz 33W充電器 Wi-Fi 6 |
Redmi Pad 2 Proの外観、同梱物レビュー
外観などのレビューをしていきます。
特に同梱物は公式に載ってないことも多いので参考にしてください。
外観
外観、重量を画像付きで紹介していきます。
ボタン配置、ボタンの大きさなど、いろいろ好みもあると思うので、参考にしてください。
正面・背面

ディスプレイサイズは12.1インチ。ミドルクラスでもベゼル幅は細めになっており、非常にスタイリッシュで、上位クラスのタブレットと思われてもおかしくありません。

アウトカメラはあまり小さくはありませんが、張り出しは小さくなっています。Redmi Pad 2(無印)とにた大きさといったいんしょうです。
側面

上側面の左からSDカードスロット、ボリュームボタンにあります。左側面に電源ボタン、右側面にはイヤホンジャックとUSB端子が搭載。この各側面の画像からクアッドスピーカーも確認ができます。
重量

本体重量の公称値は610gとなっており、実測値も610g。
参考に今までレビューした12インチクラスのタブレットの重量の実測値を掲載します。
機種名 | 重量(実測値) |
Redmi Pad 2 Pro | 610g(12.1インチ) |
POCO Pad | 566g(12.1インチ) |
Xiaomi Pad 6s Pro | 600g(12.4インチ) |
付属品

同梱されていた付属品について解説していきます。
充電器・充電ケーブル

専用の33Wの充電器と専用ケーブルが付属。33W充電器が標準で付属しているのは本当に助かります。
フィルムチェック
フィルムは貼り付けてありません。フィルムが必要なら購入するときに、別途購入をする必要があります。

Redmi Pad 2 Proの性能レビュー
ディスプレイ品質 | 2560×1600 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
AnTuTuベンチマーク | 708,270 |
PCMark for Android | 13,613 |
Geekbench6 | シングル 1,226 マルチ 3,251 |
AnTuTuストレージテスト | 67,437 |
ブラウジング | 快適 |
バッテリー性能 | 17時間37分 |
充電性能実測 (UGREEN100W充電器使用時) | 17.42W |
音量・音質 | クアッドスピーカー |
Amazon販売ページ | 詳細を見る |
ディスプレイ解像度・色合い
ディスプレイ解像度や色合いをレビューします。Xiaomi Pad 7 Proとの画像を比較して違いを見ていきます。
ディスプレイ解像度・色合いレビュー

2560×1600のディスプレイを採用。2560×1600の解像度なら12.1インチのサイズでも粗くなく非常に見やすいです。
画面の明るさは最大にしても明るすぎないくらいとなってますが、室内では十分な明るさで不満を感じません。太陽の下などの非常に明るい場所では、もう少し明るさが欲しいと感じるかもしれません。
以下に同程度価格帯のPOCO Padと上位機種のXiaomi Pad 7の輝度を掲載します。上位機種はやはり明るさには余裕がある作りなのがわかります。
機種名 | 輝度 |
Redmi Pad 2 Pro | 500ニット(標準)、600ニット(HBM) |
POCO Pad | 500ニット(標準)、600ニット(HBM) |
Xiaomi Pad 7 | 800ニット |
リフレッシュレート

リフレッシュレートは最大120Hz。120Hzもあれば何をするにもスムーズで快適です。
Redmi Pad 2(無印)にあったような、アプリによってリフレッシュレートが60Hzになってしまう現象はありませんでした。Redmi Pad 2(無印)と比較して、かなり性能が高いので心配はいらないようです。
リフレッシュレートの解説はこちら
→【初心者向け】タブレット端末のリフレッシュレートを簡単に解説!
SoC性能・ベンチマークテスト
このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。

SoCはSnapdragon 7s Gen 4を採用しており、各種ベンチマークの結果は上記の結果になりました。以下に過去の計測結果の一部を載せておきます。
機種名(SoC) | AnTuTu | PCMark | Geek6 |
Redmi Pad 2 Pro (Snapdragon 7s Gen 4) | 708,270 (V10.5.2) | 13,613 | シングル 1,226 マルチ 3,251 |
POCO Pad (Snapdragon7s gen2) | 597,861 (V10.5.2) | 12,624 | シングル 1,035 マルチ 3,027 |
Redmi Pad 2 (Helio G100-Ultra) | 393,612 (V10.5.1) | 9,680 | シングル 723 マルチ 1,853 |
Xiaomi pad6 (Snapdragon870) | 855,141 (V10.0.6) | 13,774 | シングル 1,304 マルチ 3,422 |
近い価格帯のPOCO Padとの差が気になる方も多いでしょう。スコアはPOCO PadとXiaomi pad6の中間の性能となっています。少し前までハイミドルだったXiaomi pad6に近い性能がこの価格と考えると驚きのスコアです。
ベンチマークはあくまでスコア化したものなので、実際の操作感は「ブラウジングレビュー」や「ゲームテスト」のセクションで解説しています。
SoC(システム・オン・チップ)ってなに?
SoCはタブレットやスマートフォンの「頭脳」であり、計算を担うCPUと映像を処理するGPU、通信機能などを1つのチップに集約したものです。このチップ一つで、端末のあらゆる性能がほぼ決まります。
SoCの解説記事はこちら
→SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!
ストレージテスト
AnTuTuのストレージテストで計測していきます。

上記の結果になりました。以下に近い性能のPOCO Padの結果も記載します。
機種名 | スコア | Sequence Read | Sequence Write | RandomAccess |
Redmi Pad 2 Pro | 67,437 | 1075.5MB/s | 824.2MB/s | 394.3MB/s 453.0MB/s |
POCO Pad | 109,717 | 910.0MB/s | 898.7MB/s | 744.0MB/s 856.0MB/s |
意外にもPOCO Padと随分スコアや性能が負けています。このスコアは高いほど優秀ですが、普段使いで体感しにくいところなので、あまり気にしないでいいでしょう。
ストレージの性能を3つのテストで測定
Sequence Read:連続したデータを読み込む速度を測定します。
Sequence Write:連続したデータを書き込む速度を測定します。
Random Access:ランダムな場所からデータを読み取る速度を測定します。
ブラウジングレビュー
ブラウザアプリのChromeを使い操作感、表示速度などのレビューをします。

12.1インチの大きくきれいな画面に120Hzのリフレッシュレートでとても快適。スペックはブラウジングには十分すぎる性能なので、なにも不満は感じません。
リフレッシュレートの解説はこちら
→【初心者向け】タブレット端末のリフレッシュレートを簡単に解説!
バッテリー耐久テスト
PCMark for Androidというアプリを使い、100%→20%になるまでの時間を最高輝度と最低輝度で計測します。
確かに電池持ちがいい感じはあるのですが、最高輝度なのに長持ちしすぎな結果。再計測が必要と考えられる結果なので、参考程度に受け止めてください。
充電性能テスト・充電時間テスト
AnTuTuベンチマークアプリで計測。UGREEN100Wモバイルバッテリー+UGREEN100Wケーブルを使用して計測します。
充電性能テスト

結果は21.90W。汎用品では18W~30Wまで確認できました。
専用品ではなくとも30W程度は確認できましたが、Amazonで購入したメーカー不明のものに、CIOのケーブルを繋いだときのみでした。いつも計測をする手持ちのUGREEN製品では18Wほどの結果が多くなったので、高速充電をしたいのなら専用充電器がいいかと思います。
充電時間テスト

20%→99%までの計測で81分でした。とても短い時間で充電が可能です。
機種名(SoC) | バッテリー変動量 | 充電時間 |
Redmi Pad 2 Pro (12,000mAh) | 2%→100% | 160分 |
POCO Pad (10,000mAh) | 1%→100% | 134分 |
2%→100%で160分という結果。POCO Padより充電時間がかかっていますが、2,000mAhもバッテリーが多いことを考えたら互角といった性能です。
Widevineチェック
WidevineはDRM InfoとNetflixの再生管理画面でチェックをします。
DRM InfoのSecurity LevelがL1、Netflixのデジタル著作権管理画面でもWidevine L1となっています。
これならアマゾンプライムビデオやNetflixの高画質再生が可能です。
YouTube | 高画質 |
アマゾンプライムビデオ | 高画質 |
Netflix | 高画質 |
再生品質をまとめると、上記の表の結果になりました。
Netflixの高画質にまで対応しているので、スマホなどのようにあたり前に高画質再生できるので安心です。
最近はWidevine L3のタブレットは珍しくなっていますが、今でもまれに見かけます。レビューしている範囲ではXiaomiのタブレットは、全てWidevine L1なので安心です。
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。
Widevineの概念について詳しくはこちら。
→【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
タブレット、外で使ってる?
外出先でタブレットを使うなら、モバイルルーターがあると便利です。
中でも「楽天モバイル」は、使った分だけ支払う料金プランと本体1円キャンペーンが魅力 。気軽に始められるので、初めての一台におすすめです。
詳しくは以下の実機レビューをご覧ください。
→ Rakuten WiFi Pocket Platinumの実機レビューはこちら
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Redmi Pad 2 Proのゲームテスト
今回は原神のテストになります。Snapdragon 7s Gen 4の実力を確認します。
原神

デフォルトの設定画面は「中」。フレームレートを60にしても問題ありませんし、多少カクつきは感じるところはありますが割と遊べます。

カクつきは移動でも感じますので、あまり余裕はない印象。しかしカクカクでゲームにならないほどではないので、原神のように重くないゲームならいろいろ遊べると感じました。

Redmi Pad 2 Proのライバル比較
ここではRedmi Pad 2 Proの価格やスペックからライバルになる機種を紹介、比較します。
POCO Pad
POCO Padは「Snapdragon 7s Gen 2」を搭載した、バランスの良いミドルクラスのタブレットです。セール価格は35,000円以下になることも多く、性能面や価格面でライバルになります。
POCO Padのメモリとストレージは8GB+256GBですが、Redmi Pad 2 Proの最小構成は6GB+128GBです。SoCなどの基本性能はRedmi Pad 2 Proのほうが性能はいいのですが、メモリやストレージの余裕はPOCO Padに有利という悩ましい関係になります。
Redmi Pad 2 Proにも8GB+256GBの構成はありますが、価格が上がりすぎてXiaomi Pad 7の価格帯になってきます。
ストレージに余裕が欲しいならPOCO Pad。ストレージ不足はSDカードなどで解決できるならRedmi Pad 2 Proがいいのではないでしょうか。
POCO Padのレビュー記事を参考にしてください。
→POCO Pad実機レビュー
Xiaomi Pad 7
Xiaomi Pad 7は11インチタブレットになるので、Redmi Pad 2 Proと比較して多少小さいタブレットになります。しかし、11インチのタブレットはタブレット市場でもっとも数の多い一般的なサイズです。
カメラ性能やチップなどの違いがあり、ハイエンドに近い性能となっています。原神も十分楽しめる性能ですので、「Redmi Pad 2 Proがゲームをもっと楽しめたら」と感じるなら、いい選択肢になるかもと思います。Xiaomi Pad 7はAmazonや楽天市場でのセールも多く、比較検討してはいかがでしょうか。
Xiaomi Pad 7のレビュー記事を参考にしてください。
→Xiaomi Pad 7実機レビュー
Redmi Pad 2 Proのメリット(良いところ)
- Snapdragon 7s Gen 4でミドルクラスの性能
- リフレッシュレート120Hzで滑らか
- 定価が40,000円以下
Redmi Pad 2 Proのメリットをそれぞれ解説していきます。
Snapdragon 7s Gen 4でミドルクラスの性能
Snapdragon 7s Gen 4はAnTuTuで70万点以上のスコアだけでなく、重ためのゲームでもかなり頑張って動いてくれました。
ベンチマークスコアだけではなく、実際に操作しても十分な性能。エントリーモデルより余裕が明らかに感じられる性能です。
リフレッシュレート120Hzで滑らか
リフレッシュレートが120Hzもあるので、ブラウジングなどでとても快適。
タブレットは大きい画面なので、リフレッシュレートは高めのほうがブラウジングのちらつきもなく快適に感じられます。Snapdragon 7s Gen 4の快適な性能もあり、高リフレッシュレートがより快適です。
定価が40,000円以下
ライバルとなるPOCO Padはセールで40,000円以下なので、最小構成とはいえ定価が40,000円以下なのは大きなメリットです。

Redmi Pad 2 Proのデメリット(悪いところ)
- 輝度が低め
- 33W以上の充電性能がほしい
Redmi Pad 2 Proのデメリットをそれぞれ解説していきます。
輝度が低め
室内では問題はありませんが、太陽の日差しが当たるとやや物足りない明るさです。Redmi Pad 2 Proの輝度が低いのではなく、この価格帯のタブレットはほぼ同程度の輝度になっています。
室内では全く問題はありませんし、変によく知らないメーカーのタブレットより明るいので安心してください。
33W以上の充電性能がほしい
12,000mAhの大容量バッテリーなので、満充電までかなりかかります。これだけの大容量ですと満充電ではなくてもかなりの時間の使用は可能なので、過敏にならなくてもいいのかもしれません。
まとめ|Redmi Pad 2 Proはちょうどいい高コスパタブレット
この記事では、XiaomiのRedmi Pad 2 Proを徹底的にレビューしてきました。Redmi Pad 2 Proは、動画視聴やブラウジングといった普段使いを、快適にこなしてくれる高コストパフォーマンスなタブレットです。
Redmi Pad 2 Proはこんな人におすすめ
- 大画面で動画視聴や電子書籍、ブラウジングを楽しみたい
- タブレットの基本的な用途で、カクつきを感じたくない
- コストを抑えつつ、スペックと品質のバランスが取れた一台を探している
一方で、GPSが搭載されていないためカーナビ代わりの使用には向いていません。また、原神のような3Dゲームなどを快適にプレイしたい場合などは、より上位のXiaomi Pad 7シリーズ、もしくはハイエンドのGalaxy S11などを検討するのが良いでしょう。
しかし、多くの人にとってタブレットの主な用途である「コンテンツ消費」においては、このRedmi Pad 2 Proは十分すぎるとも言えるほどの快適さを提供してくれます。あなたの日常での使用において、よりストレスのない最高の選択肢となります。

素晴らしい記事をありがとうございます。
Redmi Pad 2 Proを検討するなら、この記事を読んでおけば全部わかりますね!!
コメントありがとうございます。