【Xiaomi Pad 6s Pro 実機レビュー】スペックと実際の使用感を徹底解説!

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【Xiaomi Pad 6s Pro 実機レビュー】スペックと実際の使用感を徹底解説!

Xiaomi Pad 6s Proは、最新のハイエンドSoC Snapdragon8Gen2を搭載し、どんな操作も快適にこなす性能を持つ12.9インチのタブレットです。
さらに、144HzのリフレッシュレートとWidevine L1対応で、高画質な動画視聴が可能です。

Xiaomi Pad 6s Proの特徴

  • SoCがハイエンドのSnapdragon8gen2
  • リフレッシュレート最大144Hz
  • Widevine L1でNetflixも高画質
  • 綺麗なディスプレイ
  • 120W充電器同梱

この記事では、Xiaomi pad6s proのスペックや実際の使用感について徹底解説します。
大画面の魅力、同梱物の充実度、ゲームや動画視聴のパフォーマンスについても詳しく紹介します。

この記事でわかること

  • Xiaomi pad6s proの主要な特徴とメリット・デメリット
  • 実際の使用感やスペックに関する詳細レビュー
  • ライバル機種との比較とXiaomi pad6s proの優位点
  • 各種ベンチマークテスト結果とその評価

この記事を読むことで、Xiaomi pad6s proの実力と自分に合ったタブレットかどうかがわかります。
ぜひ参考にして、納得のいく購入を実現してください。

あかたん
あかたん

ライバル機は価格が上のGalaxy Tab S9やiPad Proになるのかな?

あおたん
あおたん

M2のiPad Proも使っている僕が、このXiaomi pad6s proをレビューしていくよ。

Xiaomi Pad 6s Proのスペック

メーカーXiaomi
本体サイズ(mm)
重量
278.70×191.58×6.26
590g
ディスプレイ12.4インチ
3048 x 2032
SoCSnapdragon® 8 Gen 2
Mobile Platform
メモリ8GB/12GB
ストレージ256GB/512GB
SDカード非対応
バッテリー10,000mAh
OSXiaomi HyperOS
カメラリア   50MP
フロント 32MP
ネットワーク非対応
Wi-FiWi-Fi 7/Wi-Fi 6
2.4GHz Wi-Fi | 5GHz Wi-Fi
WidevineL1(Netflix L1)
GPS非対応
インターフェイスUSB 3.2 Gen 1
その他リフレッシュレート144Hz
指紋センサー
Bluetooth 5.3
デュアルBluetooth
Dolby Atmos
引用 Xiaomi公式サイト

Xiaomi Pad 6s Proの外観、同梱物レビュー

外観などのレビューをしていきます。
特に同梱物は公式に載ってないことも多いので参考にしてください。

外観

外観、重量を画像付きで紹介していきます。
ボタン配置、ボタンの大きさなど、いろいろ好みもあると思うので、参考にしてください。

正面・背面

Xiaomi Pad 6s Proの正面
正面
Xiaomi Pad 6s Proの背面
背面

ベゼルは細く、インカメラはこの向きで、中央上部についています。
仰向けで寝転がりながら電子書籍を読むと、手の腹の部分が当たって誤反応してしまうことがあるくらいには細かったです。

カメラはかなり張り出しています。
ケースを買うときは、カメラが保護できるかも考えておきたいポイントです。

側面

Xiaomi Pad 6s Proの側面
側面

Xiaomiのタブレット共通の配置(電源:左側面、ボリューム:上側面)になっています。
この配置は、電源とボリュームの押し間違えも少なく、スクリーンショットも撮りやすい配置です。

重量

Xiaomi Pad 6s Proの重量1
本体重量
Xiaomi Pad 6s Proの重量2
本体+フィルム重量
Xiaomi Pad 6s Proの重量3
本体+フィルム+ケース重量

公称値は590g 実測値600g
やはりそこそこ重たいと感じます。
ここまでの重量だと、自宅で使うような用途、それも置いて使うのがいいのではないでしょうか。

付属品

Xiaomi Pad 6s Proの付属品
付属品

付属充電器の性能や、フィルムが貼り付け済みかチェックしていきます。

付属品・同梱充電器

Xiaomi Pad 6s Proの充電器
同梱充電器+同梱ケーブル

120Wの充電器が付属しています。
これはかなり早く、AnTuTuの充電テストがおかしな表示になるくらいの速度になっています。

フィルムチェック

フィルムは貼ってありません。
今回はペーパライクフィルムを貼ってみました。

購入ケースの使用感レビュー

公式のデザインを模したケースを購入し、不満もあったので新しいケースを買い直しました。

ケースレビュー

Xiaomi Pad 6s Proのケース

公式の物はちゃんとしているかもしれませんが、これはカメラが隠れきっていないので、残念な作り。
公式と同じ立て方ですが、使いやすいとは言えません。
個人的にこのケースは、もう購入しないと考えるくらいには、いいところが少ないです。

Xiaomi Pad 6s Proの性能レビュー

ディスプレイ品質非常にきれい
AnTuTuベンチマーク1,538,110
PCMark for Android16,856
Geekbench6シングル 1,911
マルチ 5,116
AnTuTuストレージテスト1回目 101,867
2回目 124,103
ブラウジング快適
バッテリー性能最低輝度 15時間21分
最高輝度  5時間6分
充電性能120W|35分(9%→100%)
25W|107分(9%→100%)
音量・音質音量もあり
非常にきれい
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ディスプレイ品質

3048×2032の綺麗なディスプレイです。
これならNetflixなどの動画も十分楽しめます。

SoC性能・ベンチマークテスト

このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。
SoCはタブレットやスマートフォンの脳のようなもので、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、通信機能などを一つのチップに統合したものです。
この一つのチップが、デバイスのスピードや効率、消費電力を大きく左右します。

Xiaomi Pad 6s Proのベンチマーク
AnTuTu
PCMark
Geek6
ベンチマークテスト結果

SoCの解説記事はこちら
»SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!

機種名(SoC)AnTuTuPCMarkGeek6
Xiaomi Pad 6s Pro
(Snapdragon 8 Gen 2)
1,538,110
(V10.2.7)
16,856シングル 1,911
マルチ 5,116
Galaxy Tab A9+
(Snapdragon695)
444,034
(V10.0.6)
9,776シングル   904
マルチ 1,910
Redmi pad SE
(Snapdragon680)
300,365
(V10.0.7)
6,720シングル   413
マルチ 1,435
Hipad Xpro
(‎Unisoc T616)
249,647
(V9.5.7)
7,891シングル 444
マルチ 1,538
Xiaomi pad6
(Snapdragon870)
855,141
(V10.0.6)
13,774シングル 1,304
マルチ 3,422
SoC性能比較表

Snapdragon 8 Gen 2は、AnTuTuで150万以上を叩き出す高性能SoCです。
実際計測してみたところ、表のように1,538,110という非常に高いスコアになりました。

ストレージテスト

AnTuTuベンチマークアプリのストレージテストで計測します。

Xiaomi Pad 6s Proのストレージ速度
機種名スコアSequence ReadSequence WriteRandomAccess
Xiaomi Pad 6s Pro
テスト1回目
101,8673255.7MB/s3106.7MB/s203.0MB/s
730.0MB/s
Xiaomi Pad 6s Pro
テスト2回目
124,1033277.7MB/s3023.0MB/s695.0MB/s
687.0MB/s
Xiaomi Pad 6s Pro
テスト3回目
125,9143269.3MB/s3108.3MB/s631.0MB/s
784.0MB/s
Xiaomi Pad 6s Pro
テスト4回目
121,0233298.7MB/s3071.0MB/s669.0MB/s
611.0MB/s
Xiaomi Pad 647,9611748.7MB/s783.0MB/s302.0MB/s
261.0MB/s
ストレージテスト結果

12万以上という非常に高いスコアです。
Xiaomi Pad 6無印が5万以下なので2倍以上のスコアになっています。

ストレージの性能を3つのテストで測定

Sequence Read:連続したデータを読み込む速度を測定します。
Sequence Write:連続したデータを書き込む速度を測定します。
Random Access:ランダムな場所からデータを読み取る速度を測定します。

ブラウジングレビュー

Chromeのアプリで操作感、表示速度などのレビューをします。

最大144Hzのリフレッシュレートなのでサクサクです。
性能がハイミドル以上になれば、ブラウジング性能で差は感じられないと感じます。

リフレッシュレートの解説はこちら
≫【初心者向け】タブレット端末のリフレッシュレートを簡単に解説!

バッテリーテスト

PCMark for Androidというアプリを使い、100%→20%になるまでの時間を最高輝度と最低輝度で計測します。

Xiaomi Pad 6s Proのバッテリーテスト

大画面なので、最高輝度ではあまりいい結果にらないと思いましたが、5時間6分とかなりいい結果になりました。
画面でかなりのバッテリーを消耗しているようです。

機種名最低輝度最高輝度
Xiaomi Pad 6s Pro15時間21分5時間06分
Redmi pad SE32時間24分8時間03分
Xiaomi pad615時間00分6時間18分
バッテリーテスト比較表

しかし、屋外でもないと最高輝度にすることは少ないと思います。
実際2ヶ月ほど使用していますが、使用していて気になるほどバッテリーを消耗していると感じていません。
むしろゲーム等では、思ったより減っていないことが多かったくらいです。

充電性能テスト

AnTuTuベンチマークアプリで計測します。
純正の120W充電器とUGREEN45W充電器+CIO100Wケーブルを使用して計測します。

充電性能テスト

Xiaomi Pad 6s Proの充電性能

UGREEN45W充電器+CIO100Wケーブルでは、20~25Wで充電されていました。
純正の充電器でなくても、十分な速度が出ています。

充電時間テスト

Xiaomi Pad 6s Proの充電速度
Xiaomi Pad 6s Proの充電時間

純正充電器で9%→100%になるまで充電しましたが35分で100%になりました。
速すぎるせいか、何回試してもAnTuTuのバッテリーテストでバッテリーの健全性の表示が66%前後と毎回おかしくなってしまいます。

UGREEN45W充電器+CIO100Wケーブルでは107分かかりました。
純正充電器ほどではないですが、かなり短い時間で充電できています。
こちらでは、バッテリーの健全性の表示は93~97%になりました。

動画再生品質・Widevineチェック

Netflixなどを高画質再生するにはWidevineがL1である必要があります。
スマホではL1が当たり前でしたが、タブレットでは当たり前ではないので高画質再生をしたいのならL1のものを選びましょう。
ここではWidevineをDRM InfoというアプリとNetflixの再生仕様画面で確認していきます。

Xiaomi Pad 6s ProのWidevine

DRM InfoのSecurity LevelがL1、Netflixのデジタル著作権管理でもWidevine L1となっています。
これならアマゾンプライムビデオやNetflixで高画質視聴が可能です。

アマゾンプライムビデオの再生画面でも確認しましたが、画面にHDの文字を確認できました。

YouTube高画質
アマゾンプライムビデオ高画質
Netflix高画質
動画再生品質

再生品質をまとめると、上記の表の結果になりました。
Netflixの高画質にまで対応しているので、スマホなどのようにあたり前に高画質再生できるので安心です。

あおたん
あおたん

画面が大きいから、全て高画質再生できるのは嬉しいね。

Netflixも高画質再生できるタブレットをまとめて紹介している記事もありますので参考にしてください。
»Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選【10〜11インチ】

Widevine L1とL3の違い
Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。

Widevineの概念について詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!

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»おすすめのモバイルルーター5選
旧型のRakuten WiFi Pocket 2Cの実機レビュー記事
»Rakuten WiFi Pocket 2C レビュー

音量・音質レビュー

Xiaomi Pad 6s Proの音質テスト

Xiaomi Pad6無印よりどうなの?と気になっている人は多いと思います。

結果としてはXiaomi Pad6無印よりいい音です。
とは言っても、iPad Proよりは劣ります。
しかし、使用していて不満は少ない音質になっています。

ボリュームボタンで音量調整すると、大雑把な調整になるのが残念です。
ボタンを押したときのバーなら細かく調整できますが、少々面倒くさいと感じました。

Xiaomi Pad 6s Proのゲームテスト

初めてとなるSnapdragon695のゲーム検証です。
「プロセカ」「原神」の検証になります。

プロセカ

Xiaomi Pad 6s Proでプロセカ

リフレッシュレートを、カスタムの90Hzに合わせれば、不満はありません。
リフレッシュレートをちゃんと合わせないと、残像感や違和感を感じられます。

以下に個人的感覚をまとめました。

60Hz普通
90Hz滑らか
144Hz非推奨
プロセカFPS高画質での体感まとめ

今回はFPS高画質でプレイ。

90Hzが最も滑らかな動きでプレイできました。
個人的にFPS高画質でプレイするなら、このリフレッシュレートがオススメできます。

60Hzは違和感はないのですが、もともとのリフレッシュレート低さからくる残像感があります。
やはり90Hz慣れをしていたせいもあり、気になりました。

144Hzは半端な数値のためか、やはり相性がよくない印象。
微揺れしているような、描写が可変しているような違和感があります。

原神

Xiaomi Pad 6s Proで原神
原神 設定画面(デフォルト)

デフォルト設定は「中」になります。
「高」にして、フレームレートを60にしても余裕です。
発熱のほうは、背面は温かくなるくらい。

M2 iPad Proのほうが画面まで熱くなる分、Xiaomi Pad 6s Proの方が熱の心配もなく、安心してプレイをできました。
これは本体の大きさ、SoCの違い、ケースの形状の違いなのか要因が多く絞りきれていません。
しかし、同条件なら熱の心配が少ないので、安心感はあるのではないでしょうか。

タブレットは本体が大きいので、熱が伝わって効率的に冷やすことができるのが特徴です。
スマホだと排熱に余裕がなかったゲームでも、タブレットなら余裕のある動きになることも多々あります。

タブレットでは、多少発熱があっても「効率的に冷やせている」と考えるといいでしょう。
しかし、画面のほうまで熱をかなり感じる場合は、排熱が追いついていない可能性があるので、気をつけるようにしてください。

Xiaomi Pad 6s Proのライバル比較

ここではXiaomi Pad 6s Proの価格、スペックからライバルになるであろう機種を紹介、比較します。

Galaxy Tab S9FE+

Xiaomi Pad 6s Proをペンとセットで購入を考えているなら近い価格帯です。
SoC性能はXiaomi Pad 6s Proの方がベンチマークテストでは上になります。
Galaxy Tab S9FE+はペンが同梱されており、追加購入しなくてもすぐに使い始められるメリットがあります。

Xiaomi Pad6

Xiaomiの11インチタブレット。
SoCの性能はSnapdragon870なのでXiaomi Pad 6s Proより低いのですが、普段使いでは一切不満の出ない性能となっています。
差を感じるのは原神や崩壊スターレイルなどの、重たいゲームの動作くらいになるのではないでしょうか。

Xiaomi Pad6 のレビューもしていますので参考にしてください。
»Xiaomi Pad6 実機レビュー

Xiaomi Pad 6s Proのメリット(良いところ)

メリット(良いところ)

  • 大画面で迫力の動画視聴
  • リフレッシュレート144Hz
  • NetflixでもWidevine L1取得

Xiaomi Pad 6s Proのメリットをそれぞれ解説していきます。

大画面で迫力の動画視聴

画面が大きいので、動画視聴ではかなりの迫力になります。
YouTubeでは、あえて全画面にしないで、右側に次のおすすめ動画を表示しておく使い方をしても、十分な大きさで動画視聴が可能です。

リフレッシュレート144Hz

144Hzの高リフレッシュレートだと操作もヌルヌルです。
リフレッシュレートが高いと、特にブラウジングで快適になるので非常に嬉しい機能になります。

NetflixでもWidevine L1取得

タブレットを動画視聴の目的で購入する人は多いと思います。
NetflixでWidevine L1まで取得しているので、どの動画視聴アプリを選んでも高画質(HD画質)で視聴ができるでしょう。
画質で悩まなくていいのは大きなメリットです。

Xiaomi Pad 6s Proのデメリット(悪いところ)

デメリット(悪いところ)

  • 12.9インチはやや大きい

Xiaomi Pad 6s Proのデメリットを解説していきます。

12.9インチはやや大きい

筆者は今まで11インチを使っていたので、やや大きいです。
大きいということは重たいということなので、電子書籍を読むには少し姿勢に気を使うことがあります。

しかし、動画視聴やノートのような使い方では大きさはメリットになるので使い方次第です。

まとめ|Xiaomi Pad 6s Pro実機レビューの総評

この記事では、Xiaomi Pad 6s Proの実機にてレビューと徹底解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

高性能SoC
Snapdragon8Gen2を搭載し、快適な操作感を実現。
優れたディスプレイ
144HzのリフレッシュレートとWidevine L1対応で高画質な動画視聴が可能。
充実の同梱物
120Wの急速充電器が付属し、充電速度も非常に速い。
音質と外観
良好な音質と洗練されたデザインで、使い心地も高評価。

紹介した内容を参考にすればXiaomi Pad 6s Proの購入を検討している方でも、その魅力と実用性を十分に理解できるでしょう。
このタブレットは、特に動画視聴やゲームを楽しむ方にとって、非常に満足度の高いデバイスとなっています。

Netflixも高画質再生できるタブレットをまとめて紹介している記事もありますので参考にしてください。
»Netflixの高画質再生ができるWidevine L1のタブレット6選【10〜11インチ】

以上が、Xiaomi Pad 6s Proの実機レビューについてのまとめでした。
ぜひ、Xiaomi Pad 6s Proを活用して、快適なタブレットライフを楽しんでください。

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