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Xiaomi Pad 7はSnapdragon 7+ Gen 3を搭載し、高い処理性能と美しい3.2Kディスプレイを両立したコストパフォーマンスに優れたAndroidタブレットです。
上位モデルのXiaomi Pad 7 Pro(以下Pro版)と比べると、外観やディスプレイ性能はほぼ同等ながら、価格を抑えつつも実用性の高いスペックを持ち合わせています。
「Pro版との違いは?」「Pro版でもゲームや映像視聴は快適?」といった疑問を持つ方に向けて、本記事ではXiaomi Pad 7の実力を詳細にレビュー。
実際にPro版と並べて、使って感じた使用感を丁寧に解説します。
なるべくコストを抑えつつも高性能なタブレットを探している方には必見の1台です。
上位モデルのPro版と迷っている方は、ぜひこの記事でその違いをしっかりと把握してください。
上位モデルであるXiaomi Pad 7 proのレビュー記事はこちら。
»Xiaomi Pad 7 Proレビュー

Xiaomi Pad 7のスペック
メーカー | Xiaomi |
本体サイズ(mm) | 高さ:251.2mm / 幅:173.4mm / 厚さ:6.18mm |
重量 | 500g |
ディスプレイ | 11.2インチ 3200×2136 |
リフレッシュレート | 144Hz可変リフレッシュレート |
SoC | Snapdragon 7+ Gen 3 |
メモリ | 8GB (LPDDR5X) |
ストレージ | 128GB(UFS 3.1) |
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 8,850mAh |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
カメラ | リア:13MP フロント:8MP |
ネットワーク | 非対応(Wi-Fiモデル) |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E |
Widevine | L1(Netflix L1) |
GPS | 非対応 |
インターフェイス | USB 3.2 Gen 1 (※ケーブルは別売) |
その他 | Bluetooth 5.4 / Dolby Atmos / ターボ充電45W / 各種センサー類・IRリモコン付き |
Xiaomi Pad 7の外観、同梱物レビュー

外観などのレビューをしていきます。
特に同梱物は公式に載ってないことも多いので参考にしてください。
外観はPro版とほぼ同じなのでPro版のレビューと重複しているところが多くなっています。
»Xiaomi Pad 7 Proレビュー
外観
外観、重量を画像付きで紹介していきます。
ボタン配置、ボタンの大きさなど、いろいろ好みもあると思うので、参考にしてください。
正面・背面

ベゼルの太さは細めでPro版と同じ太さ。
旧機種のXiaomi Pad 6も同じ太さになっています。
インカメラは横持ちの時に中央上部に来るようになっています。
この配置は今までのシリーズから変わっていません。

カメラの張り出しなど見た目はPro版と非常に似ていますが、性能は下げられいます。
Xiaomi Pad 7のカメラ性能はXiaomi Pad 6と同等の性能になっているようです。
すでにレビュー済みのXiaomi Pad 6の記事はこちら。
»Xiaomi Pad 6レビュー
側面

Xiaomiのタブレット共通の配置(電源:左側面、ボリューム:上側面)になっています。
IPadと非常に似ていますが、この配置は個人的に1番使いやすい配置だと思っております。
電源ボタンにはPro版と違い指紋認証の機能はありません。
重量

公称値は500g
実測値は498g
Pro版は501gでしたので、実測値が違うのは意外でした。
付属品

同梱されていた付属品について解説していきます。
付属品・同梱充電器

説明書、充電器、タイプA to Cのケーブルが入っていました。

同梱されている充電器の性能は45Wの専用品となっており、非常に速い充電ができるようになっています。
フィルムチェック
フィルムは最初から貼り付けてありません。
Xiaomiのタブレットはいつも貼り付けていないので、必要なら別途購入をしておくと良いでしょう。

Xiaomi Pad 7の性能レビュー
ディスプレイ品質 | 3200×2136 |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
AnTuTuベンチマーク | 1,343,095 |
PCMark for Android | 15,511 |
Geekbench6 | シングル 1,880 マルチ 5,139 |
AnTuTuストレージテスト | 110,152(4回平均) |
ブラウジング | 快適・不満なし |
バッテリー性能 | 最低輝度 13時間22分 最高輝度 4時間52分 |
充電性能 (汎用65W充電器使用時) | 95分(3%→100%) |
音量・音質 | クアッドスピーカー |
Amazon販売ページ | 詳細を見る |
基本的にPro版と非常によく似ているため、Pro版のレビュー記事とかなり似た評価になっています。
»Xiaomi Pad 7 Proレビュー
ディスプレイ解像度

3200×2136と非常に高精細のディスプレイを搭載しています。
そして非常に明るさを下げることもできますし非常に明るくすることもできます。
これなら寝るときに暗い室内で使うときにもまぶしくないですし、屋外で使う時にもかなり明るさを上げられるので非常に使いやすくなっていると感じられます。
明るさが上位機種と同じなのは、普段使いがしやすくて嬉しいものです。
解像度の詳しい解説はこちら。
»【初心者必見】解像度の用途別の選び方を簡単に解説!
リフレッシュレート
リフレッシュレートは最大144Hzの可変式となっています。
高いリフレッシュレートのおかげで、ブラウジングなどでちらつきもなく非常に快適です。
リフレッシュレートの解説はこちら
≫【初心者向け】タブレット端末のリフレッシュレートを簡単に解説!
SoC性能・ベンチマークテスト

このテストでは、SoC(システム・オン・チップ)の性能を評価します。
SoCはタブレットやスマートフォンの脳のようなもので、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、通信機能などを一つのチップに統合したものです。
この一つのチップが、デバイスのスピードや効率、消費電力を大きく左右します。
SoCの解説記事はこちら
»SoCとは?タブレットとスマートフォンの性能を支えるチップを解説!
「各ベンチマーク結果 表」
SoCはSnapdragon 7+ Gen3を採用しており、各種ベンチマークの結果は上記の結果になりました。
Pro版のSnapdragon 8s Gen 3と遜色のないレベルの、ベンチマークの結果になっております。
実際の操作でもストレスを感じることがなく、ゲームテストでも差を感じないくらいの性能に感じました。
詳しくはブラウジングレビューやゲームテストレビューを参考にしてください。
以下に比較としてXiaomi Pad 7を含む過去のベンチマークの一部を掲載します。
機種名(SoC) | AnTuTu | PCMark | Geek6 |
Xiaomi Pad 7 (Snapdragon 7+ Gen3) | 1,343,095 (V10.4.6) | 15,511 | シングル 1,880 マルチ 5,139 |
Xiaomi Pad 7 Pro (Snapdragon 8s Gen 3) | 1,461,084 (V10.4.6) | 15,655 | シングル 1,953 マルチ 5,343 |
Xiaomi Pad 6s Pro (Snapdragon 8 Gen 2) | 1,538,110 (V10.2.7) | 16,856 | シングル 1,911 マルチ 5,116 |
Xiaomi pad6 (Snapdragon870) | 855,141 (V10.0.6) | 13,774 | シングル 1,304 マルチ 3,422 |
Redmi pad SE (Snapdragon680) | 300,365 (V10.0.7) | 6,720 | シングル 413 マルチ 1,435 |
ストレージテスト
AnTuTuのストレージテストで計測していきます。

非常に高いスコアとなりました。
過去のスコアも一緒に記載しますので参考にしてください。
機種名 | スコア | Sequence Read | Sequence Write | RandomAccess |
Xiaomi Pad 7 テスト1回目 | 110,994 | 1916.3MB/s | 1240.7MB/s | 752.0MB/s 632.0MB/s |
Xiaomi Pad 7 テスト2回目 | 110,015 | 2035.0MB/s | 1236.7MB/s | 744.0MB/s 648.0MB/s |
Xiaomi Pad 7 テスト3回目 | 107,354 | 1969.7MB/s | 1261.3MB/s | 752.0MB/s 640.0MB/s |
Xiaomi Pad 7 テスト4回目 | 112,245 | 2015.3MB/s | 1258.7MB/s | 744.0MB/s 640.0MB/s |
Xiaomi Pad 6s Pro | 101,867 | 3255.7MB/s | 3106.7MB/s | 203.0MB/s 730.0MB/s |
Xiaomi Pad 6 | 47,961 | 1748.7MB/s | 783.0MB/s | 302.0MB/s 261.0MB/s |
ストレージの性能を3つのテストで測定
Sequence Read:連続したデータを読み込む速度を測定します。
Sequence Write:連続したデータを書き込む速度を測定します。
Random Access:ランダムな場所からデータを読み取る速度を測定します。
ブラウジングレビュー
Chromeのアプリで操作感、表示速度などのレビューをします。

「SoC性能・ベンチマークテスト」の結果からSnapdragon 7+ Gen3は十分ハイスペックですので、ブラウジング性能にまったく不満がありません。
画像の読み込みも待たされることはなく、144Hzのリフレッシュレートでスクロールなども非常にスムーズなブラウジングです。
リフレッシュレートの解説はこちら
≫【初心者向け】タブレット端末のリフレッシュレートを簡単に解説!
バッテリー耐久テスト
PCMark for Androidというアプリを使い、100%→20%になるまでの時間を最高輝度と最低輝度で計測します。

バッテリー容量が8850mAhと11インチクラスでは大きいため、性能の高いチップを採用していながらも、なかなかのバッテリー持ちです。
Snapdragon 7+ Gen3はPro版のSnapdragon 8s Gen 3より性能は低いのですが、あまり変わらない結果となりました。
機種名(SoC) | 最低輝度 | 最高輝度 |
Xiaomi Pad 7 | 13時間22分 | 4時間52分 |
Xiaomi Pad 7 Pro | 14時間6分 | 4時間33分 |
充電性能テスト・充電時間テスト
AnTuTuベンチマークアプリで計測。
同梱品の充電器は45Wとわかっているので、市販品の充電器での性能をテストします。
充電性能テスト

専用ではない65Wの充電器を使用した場合なのですが、それでも計測してみると26Wの結果が出ました。
機種名(SoC) | 充電性能 |
Xiaomi Pad 7 | 26W |
Xiaomi Pad 7 Pro | 38W |
Xiaomi Pad 7は付属している充電器の性能は45W。
付属品だけでなく充電性能自体に差がついているようです。
充電時間テスト

3%→100%では95分かかりました。
けっして遅いわけではない結果なのですが、Pro版と比較すると多少物足りなく感じてしまいます。
「充電性能テスト」から汎用充電器の充電性能は大きく差はないように感じるかもしれません。
機種名(SoC) | バッテリー変動量 | 充電時間 |
Xiaomi Pad 7 | 3%→100% | 95分 |
Xiaomi Pad 7 Pro | 5%→90% | 57分 |
計測すると上記のような結果になりました。
充電性能の差は大きくないのですが、実際の充電時間に大きく差が出ています。
充電時間を重視する方はPro版を選ぶ必要があります。
Widevineチェック
Netflixなどを高画質再生するにはWidevineがL1である必要があります。
スマホではL1が当たり前でしたが、タブレットでは当たり前ではないので高画質再生をしたいのならL1のものを選びましょう。
ここではWidevineをDRM InfoというアプリとNetflixの再生仕様画面で確認していきます。

DRM InfoのSecurity LevelがL1、Netflixのデジタル著作権管理でもWidevine L1となっています。
これならアマゾンプライムビデオやNetflixで高画質視聴が可能です。
YouTube | 高画質 |
アマゾンプライムビデオ | 高画質 |
Netflix | 高画質 |
再生品質をまとめると、上記の表の結果になりました。
Netflixの高画質にまで対応しているので、スマホなどのようにあたり前に高画質再生できるので安心です。
- Widevine L1とL3の違い
- Widevine L1に対応しているとNetflix等、特定の動画配信サービスで高画質(HD)再生ができ、Widevine L3に対応しているとそれらの動画配信サービスで低画質(SD)再生しかできません。
YouTubeはWidevine L3でも高画質(HD)再生が可能です。
Widevineの概念について詳しくはこちら。
»【初心者向け】Widevineを簡単に解説!
どこでもタブレットを使いたい!おすすめのポケット型Wi-Fi
外出先でもタブレットを使いたい方は、私が実際に使っている楽天モバイルのポケット型Wi-Fiがおすすめです。
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期間縛りがないので初めての方もお試しで始めやすくなっています。
Rakuten WiFi Pocket Platinumの実機レビュー記事を参考にしてください。
»Rakuten WiFi Pocket Platinum レビュー
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音量音質レビュー
音質ですがXiaomi Pad 7とPro版は同じ性能のようです。
前の機種Xiaomi Pad 6と比べましたが明らかに音質が良くなっています。
M2 iPadと比較もしましたが、Xiaomi Pad 7のほうがヴォーカルが目立つ音作りになっていました。
しかし音作りが違うだけでかなりいい音作りになっています。

Xiaomi Pad 7のゲームテスト

原神のテストになります。
Snapdragon 7+ Gen3の性能なら原神も余裕の性能かと思います。
原神

デフォルトの設定画面は「中」。

デフォルトの設定「中」のところを「最高」にしてフレームレートを60に変更。
発熱はPro版と似たレベルなので、両機種の差は非常に少ないと感じました。
ゲームはグラフィックを重視するか動きを重視するかでまた変わってくると思います。
私としてはゲームはグラフィックを一つ下げてでも発熱をおさえ、そしてフレームレート60のスムーズな動きでプレイする方が楽しいと思うタイプです。
Xiaomi Pad 7のライバル比較
メーカー 機種名 | 重量・サイズ | ディスプレイ | リフレッシュレート | SoC | メモリ ストレージ | バッテリー | カメラ | スピーカー | 指紋認証 | 付属充電器 | Amazon 販売ページ |
![]() | 500g 251.2×173.4×6.18mm | 11.2インチ 3200×2136 | 最大144Hz(AdaptiveSync) | Snapdragon 7+ Gen 3 | 8GB+128GB (UFS 3.1) | 8,850mAh | リア:13MP フロント:8MP | クアッド / Dolby Atmos | なし | 45W急速充電 | 詳細を見る |
![]() | 500g 251.2×173.4×6.18mm | 11.2インチ 3200×2136 | 最大144Hz(AdaptiveSync) | Snapdragon 8s Gen 3 | 8GB+128GB (UFS 3.1) 12GB+512GB (UFS 4.0) | 8,850mAh | リア:50MP フロント:32MP | クアッド / Dolby Atmos | 側面指紋センサー | 67Wハイパーチャージ | 詳細を見る |
![]() Xiaomi Pad 6s Pro | 590g 278.7×191.6×6.26mm | 12.4インチ 3048×2032 | 最大144Hz(AdaptiveSync) | Snapdragon 8 Gen 2 | 8GB+256GB 12GB+512GB (UFS 4.0) | 10,000mAh | リア:50MP+2MP フロント:32MP | 6スピーカー / Dolby Atmos | 側面指紋センサー | 120W超急速充電 | 詳細を見る |
ここではXiaomi Pad 7の価格やスペックからライバルになる機種を紹介、比較します。
Xiaomi Pad 7 Pro

外観などの見た目はほぼ同じ。
カメラ性能やチップ(SoC)などの違いはありますが、それ以外は非常に似た性能になっています。
わかりやすい違いは指紋認証と充電性能そしてカメラ性能です。
あとメモリとストレージが選択可能という違いがあります。
チップ(SoC)が違うとはいえ、ベンチマークの数値はあまりかわりませんので、ゲーム性能はほぼ違いを感じられません。
「ストレージは大きいほうがいい」「充電性能は高いほうがいい」という方は上位モデルであるXiaomi Pad 7 Proを選ぶと良いでしょう。
Xiaomi Pad 7 Proのレビュー記事はこちら。
»Xiaomi Pad 7 Pro実機レビュー

Xiaomi Pad 6s Pro

画面のサイズ感が一つ大きくなります。
Xiaomi Pad 6s ProはXiaomi Pad 7 ProのSnapdragon 8s Gen 3と比べて、一つ前のチップであるSnapdragon 8 Gen 2を積んでいますが、ハイエンドに分類される機種になります。
一つ前のチップ(SoC)といっても充分現役で使える性能となっていますし、バッテリー容量もXiaomi Pad 7より大きいです。
そして付属の充電器は120Wと性能の高い充電器がついております。
今メインで使ってるタブレットの一つになっていますが、非常に快適で不満は今のところ何一つない機種となっております。
Xiaomi Pad 6s Proのレビュー記事はこちら。
»Xiaomi Pad 6s Proレビュー

Xiaomi Pad 7のメリット(良いところ)
メリット(良いところ)
- Snapdragon 7+ Gen3の採用
- 画面解像度が高い
- 汎用充電器でも充分に早い充電速度
Xiaomi Pad 7のメリットをそれぞれ解説していきます。
Pro版と似た性能なので、メリットもかなり似ています。
Snapdragon 7+ Gen3の採用
Snapdragon 7+ Gen3も十分ハイエンドに分類されるスペックの高いチップを採用しております。
ベンチマークテストでも十分高いスコアを記録し、実際の使用感もブラウジングやゲームで不満を感じることのない性能となっていました。
画面解像度が高い
3200×2136という非常に高解像度のディスプレイを搭載し、3:2の画面比率となり本を読んだりする時に無駄なスペースの少ない比率となりました。
さらに非常に明るいディスプレイなので、明るいところでもディスプレイの明るさが不足するようなことはないと感じます。
明るいディスプレイになると「暗いところで明るすぎるのではないか」と心配するかもしれませんが、かなり暗くできたのでその心配はありません。
これだけ幅広く明るさが調整できるのであればどのような場面でも快適に使うことができるでしょう。
汎用充電器でも充分に早い充電速度
非常に地味ですが汎用の充電器で充電を試しましたが26Wという充電速度を記録していました。
同梱されている充電器は45Wのものが付属していますが市販品でもなかなかの充電速度になっています。
Pro版と比較すれば充電性能は劣るわけですが、実際の計測でも満充電まで57分という結果になり26Wの性能は決して遅いわけではありません。
Xiaomi Pad 7のデメリット(悪いところ)
デメリット(悪いところ)
- 指紋認証がない
- Xiaomi Pad 7 Proと比較したら充電性能が低い
- カメラの性能が低い
- ストレージ容量が小さい
Xiaomi Pad 7のデメリットをそれぞれ解説していきます。
Pro版と比較したら気になるポイントが多い程度なので、Pro版のレビュー記事も読むとより理解しやすいと思います。
»Xiaomi Pad 7 Pro実機レビュー
指紋認証がない
指紋認証がないというのは使い勝手に大きく差を感じる方がいるかと思います。
気にならない方もいれば重視する方もいるポイントです。
重視するのならPro版の購入を検討する必要があります。
Xiaomi Pad 7 Proと比較したら充電性能が低い
メリットのほうでは充分な充電速度があるということを解説しましたが、充電時間を重視する方には不満がでる可能性があります。
3%→100%では95分という充電時間はいろいろなタブレットと比較すると決して遅くないのですが、Pro版が5%→90%では57分と大きく違うため、充電速度を重視する方はPro版の方を選ぶと良いでしょう。
カメラの性能が低い
タブレットのカメラというのはあまり使用しない方のほうが多いのではないでしょうか。
しかしタブレットでもきれいに撮影をしたいなどという要望があるのであれば、Pro版のほうを選んだ方が良いかと思われます。
あくまで比較したら性能が低いということではありますが、前機種のXiaomi Pad 6と同等の性能ですのでこの性能で気にされないのであればデメリットにはなりません。
ストレージ容量が小さい
Xiaomi Pad 7はストレージの容量が128GBしかないことが、最大の欠点かもしれません。
128Gというのは決して小さすぎるわけではありませんが、ハイエンドモデルと考えると少々小さいと感じてしまいます。
最小構成は128GBでもいいのですが、256GBくらいのストレージを選択できると嬉しいと感じました。

まとめ|Xiaomi Pad 7は高性能と価格のバランスを重視する方におすすめ
Xiaomi Pad 7は、Snapdragon 7+ Gen 3を搭載したことにより、上位機種に迫る高い処理性能を持ちながら、価格を抑えた非常にバランスの良い1台です。
高精細な3.2Kディスプレイや144Hzの滑らかな表示性能も魅力で、動画視聴やゲーム、ブラウジングまで幅広い用途で快適に使える性能を発揮します。
充電速度やカメラ性能、ストレージ容量が選択できないなどでPro版とは明確な差があるものの、日常用途では大きな違いを感じにくく「コスパ重視」で選ぶなら間違いのない選択肢といえるでしょう。
「Xiaomi Pad 7は通常版にするかPro版にするか」で迷っている方は、予算や用途に応じて性能差を見極めることが大切です。
より高い性能や充電速度を求める方は、上位モデルであるXiaomi Pad 7 Proもあわせてチェックしてみてください。
»Xiaomi Pad 7 Proレビュー

【Xiaomi Pad 7の性能レビュー】の箇所の【充電性能】の項目「65W|95分(3%→90%)」になってますけど、45Wですよね?
…となってくると時間の方は合ってます?
コメントありがとうございます。
ご指摘いただいた「65W|95分(3%→90%)」の記載は、おそらくスペック表の充電性能欄かと思います。
ご認識の通り、同梱されている充電器は45W対応で、これは記事内でも明記している通りです。
ただし、表に記載した充電時間は、市販の汎用65W充電器(PD対応)を使って実測した結果で、
**「付属品ではなく、一般的な市販品で充電した際の参考値」**として掲載しておりました。
Xiaomiの純正充電器は表記通りの速度が出やすい傾向があるため、
あえて汎用充電器のパターンで計測してみたのですが、表の記載にその説明がなかったことで混乱を招いてしまい、申し訳ありません。
今後はスペック表にも「汎用充電器での実測値」など補足を入れるなど、より誤解のない表現に努めます。ご指摘ありがとうございました。