PR
- 外でもYouTubeやNetflixを見れたら最高だけど、Wi-Fiがない
- かといって、そのために高い回線契約をするのも…
- スマホのテザリングだと、バッテリーが減るのが心配
せっかく性能の良いタブレットを手に入れたのに、自宅専用機になっていませんか?
そう思い、外へ持ち出すのをためらってしまう気持ち、よくわかります。私もタブレットを外で使いたくて様々な方法を試してきましたが、「コスト」と「快適さ」のバランスに悩み続けてきました。
しかし、ついにひとつの結論に辿り着きました。それは、mineoの「マイそく」プラン (月額990円) を古いスマホで運用することです。
この記事では、私が検証の末に見つけたmineoの「マイそく」プランでタブレットを外で使い倒す方法を紹介します。もう月額4,000円もするモバイルルーターを契約する必要はありません。月額990円 (ランチ1回分) というコストで、外でも動画を見放題にしてタブレットをもっと楽しみましょう。
メインスマホでのテザリングをおすすめしない3つの理由

タブレットを使うたびに、メインのスマホでテザリングをONにする。手軽に感じますが、常時利用することを推奨しないのは、3つの問題があるからです。以下で詳しく解説していきます。
バッテリーの消耗が激しく、発熱で劣化が早まる
テザリングは4G/5Gの受信とWi-Fiの送信を同時に行うため、通常の使用環境以上にスマホの機能を稼働させています。そのため、驚くほどのスピードでバッテリーが減っていき、いざという時にスマホが電池切れ間近になっているということがよくあります。
さらに深刻なのが「発熱」です。高負荷で本体が熱くなると、リチウムイオンバッテリーの劣化が加速します。最近のスマホは高性能で高価なものが多いのに、テザリングの熱によって寿命が短くなってしまいます。
詳しくはこちらの記事で解説しています
→ テザリングのメリット・デメリット
データ消費が激しく、月末の通信制限に直結
タブレットで動画を見ると、通常のスマホの使用量以上のデータ容量を使用することになります。スマホのプランが20GB/月や30GB/月といった上限付きの場合、タブレットでの動画視聴は命取りです。
月末にギガが足りなくなり、追加データを購入したり、低速制限で日常生活に支障をきたすこともあります。残りのギガ数を気にしながら映画などを見ても、心から楽しめないのではないでしょうか。
詳しくはこちらの記事で解説しています
→ データ通信量の目安と節約法
離席時の切断など、接続の手間がストレス
テザリングは、親機 (スマホ) と子機 (タブレット) が離れると接続が切れます。カフェでタブレットを置いてトイレに立つ際、スマホを持って移動すれば通信は切断され、戻ってくるたびに設定画面を開いて再接続する必要があります。
専用のルーター (サブ機) があれば、カバンの中に常に入れておけるため、席を離れても接続は維持されます。常にネットに繋がっているという環境は、想像以上に快適です。
詳しくはこちらの記事で解説しています
→ テザリングとWi-Fiルーター比較
機種変更した後の古いスマホを簡易ルーターにする

機種変更して使わなくなった「古いスマホ」を簡易的なモバイルルーターとして再利用する方法は、専用のモバイルルーターを購入するよりも、多くのメリットがあります。
初期費用0円!手持ちの資産を有効活用できる
WiMAXなどのモバイルルーターを契約する場合、通常は専用端末を購入する必要があります。これには1万円〜2万円ほどの初期費用がかかります。
しかし、引き出しに眠っている「使っていないスマホ」を使えば、端末代はタダになります。バッテリーが多少劣化していても、ルーターとしてカバンに入れておくだけなら十分実用範囲内です。新たに高価な専用端末を買う必要はありません。
詳しくはこちらの記事で解説しています
→ ポケットWi-Fiの選び方
専用のモバイルルーターより操作しやすい
市販のモバイルルーターは画面が小さく、設定変更が面倒なことが多いです。スマホなら大画面で操作でき、バッテリー残量の確認や、電波の強度確認もアプリで簡単に行えます。なにより今まで使用していたスマホなので、使い慣れていることもメリットになります。
おすすめの格安SIMはmineoの「マイそく」!
古いスマホに入れるSIMとして、最もおすすめなのがmineo (マイネオ) です。その理由は「コスト」と「実用性」のバランスにあります。
月額990円でデータ無制限!
mineoのプラン「マイそく (スタンダード)」は、月額990円 (税込) でデータ通信が使い放題になります。一般的なWiMAXやキャリアの無制限プランと比較すると、その差は歴然です。
| 項目 | mineo (マイそくプラン) | WiMAX (UQ WiMAX) | キャリア無制限 (ドコモ MAX) |
| 月額料金 | 990円 | 13ヶ月間4,268円 14ヶ月以降4,950円 | 8,448円 |
| 端末代金 | 0円 (手持ち) | 5,940円 (端末27,720円から21,780円の割引特典) | 0円 (手持ち) |
| 1年総額 | 11,880円 | 約51,216円 | 約101,376円 |
| 2年総額 | 23,760円 | 約110,616円 | 約202,752円 |
このように、2年間使った場合の差額は5万円以上。UQ WiMAXやドコモ MAXは割引を使っていない計算になりますが、それでもタブレット用のサブ回線として契約するなら、mineoのコスパは圧倒的です。
詳しくはこちらの記事で解説しています
→WiMAXのキャッシュバック金額を調査
最大1.5Mbpsは、動画視聴に必要十分

「マイそく」の最大速度は1.5Mbpsに制限されています。「遅い」と感じるかもしれませんが、これは動画視聴やブラウジングに必要十分な速度です。
YouTubeやNetflixなどの動画サービスは、画質を調整することで低い通信速度でも再生できるよう設計されています。1.5Mbpsあれば、YouTubeの標準画質 (360p〜480p) の動画なら、止まることなくスムーズに再生可能です。
4Kなどの超高画質は難しいですが、タブレットサイズでアニメや映画を楽しむ分には、必要十分なスペックといえます。
| 利用シーン・アプリ | 実際の使用感 |
| LINE / X / 音楽 / マップ | テキストや地図、音楽再生は遅延なく非常に快適 |
| YouTube / 動画配信 | スマホ標準画質 (〜480p) なら止まらず再生可能 |
| Instagram / 画像サイト | 画像やリール動画の読み込みにワンテンポ待つ |
| アプリ更新 / 大容量DL | 遅すぎて終わらない。Wi-Fi環境が必須 |
詳しくはこちらの記事で解説しています
→ 1GBで動画は何時間見れる?
24時間データ使い放題で高速化も可能
普段は1.5Mbpsで十分でも、旅行や出張先でパソコンを繋いで仕事をしたり、大容量ファイルのやり取りをしたりしたい日もあります。
そんな時は、アプリから「24時間データ使い放題 (198円/回)」 というオプションの購入が可能。これを利用すれば、1.5Mbpsの制限が解除され、丸一日高速通信が使い放題になります。
「基本は安く、必要な時だけ高速にする」という柔軟な運用ができるのもmineoの強みです。
こんな時に「24時間使い放題」が便利!
- 旅行やキャンプで、家族全員でWi-Fiを使いたい日
- 出張先で、PCでZoom会議や重いデータを送る日
- OSアップデートや、新しいゲームを大量に入れる日
ポイント: 1回200円以下なので、月に4回使ってもまだ安いという感覚で気軽にポチれます。
平日昼の速度制限は使い分けで問題なし
このプラン唯一の注意点は、月曜〜金曜の12時〜13時の間、通信速度が32kbpsに制限されることです。この時間帯だけは、ほとんど通信ができなくなります。
しかし、これは「サブ回線」です。お昼休みの1時間だけはメインのスマホで通信するか、あらかじめ動画をダウンロードしておけば解決します。この「1時間の不便」を受け入れるだけで、月額990円の無制限環境が手に入ると考えれば、メリットの方が遥かに大きいのではないでしょうか。
「平日12時〜13時」だけは要注意
通信速度が32kbps(テキスト送受信がやっとのレベル)まで落ちます。
- PayPayなどのQR決済も表示しにくくなるレベル
- この時間帯だけは、メインのスマホ回線を!
- 土日祝日は制限なしで使い放題
合わなければ、無料で「マイピタ」へ移行可能
もし実際に使ってみて「やっぱり常時高速通信がいい」「お昼も使いたい」と感じた場合でも、解約する必要はありません。翌月から通常の高速プラン「マイピタ (1GB〜20GB)」に無料でプラン変更が可能です。
違約金などのリスクがないため、まずは一番安い990円のマイそくから試してみるのが、最も賢い始め方です。
月額990円でデータ使い放題!
端末がない・速度重視の人は「IIJmio」がおすすめ
もし手元に「使っていないスマホ」がない場合や、動画視聴よりもWeb検索の「サクサク感」を重視したい場合は、IIJmio (アイアイジェイミオ) がおすすめです。
mineoとIIJmio、どちらが自分に合っているかは以下の比較表を参考にしてください。
| 比較項目 | mineo (マイそく) | mineo (マイピタ) | IIJmio (ギガプラン) |
| 月額料金 | 990円 | 880円(3GB) / 1,265円(7GB) | 850円(2GB) / 950円(5GB) |
| データ容量 | 無制限 | 契約ギガ数まで | 契約ギガ数まで |
| 通信速度 | 中速 (最大1.5Mbps) | 高速 (制限なし) | 高速 (制限なし) |
| お昼の速度 | 遅い (制限あり) | 速い (通常通り) | 速い (通常通り) |
| 端末代金 | 自分のスマホ (0円) | 自分のスマホ (0円) | 4,980円〜 (MNP特価) |
| おすすめ | 動画を垂れ流したい人 | Web検索・ナビ重視の人 | Web検索・ナビ重視の人 |
mineoの強みはプラン変更の柔軟性
表の通り、mineoの高速プラン(マイピタ)は、IIJmioに比べると割高です。しかし、mineoには「マイそく⇔マイピタ」を無料で切り替えられるという強力なメリットがあります 。
- まずは安い「マイそく」で試す。
- 遅くて無理なら「マイピタ」へ変更する。(またはその逆)
この失敗しても逃げ道がある(SIMを契約し直さなくていい)という安心感が、mineoが選ばれる理由です。
IIJmioの強みは圧倒的な安さと端末セット
一方で、「最初から動画は見ない」「ナビや検索をサクサク使いたい」と決めているなら、mineoのマイピタよりも月額が安いIIJmioはいい選択肢になります 。 さらに、IIJmioは乗り換え(MNP)とセットでスマホ本体が4,980円〜 という破格のセールを行っているため、ルーター代わりのサブ機を持っていない人にはおすすめです 。
3ステップで完了する導入手順

導入は非常に簡単です。複雑な設定は必要なく、以下の3ステップで完了します。
1. mineoを申し込む
公式サイトから申し込みを行います。この時、今使っている携帯会社を解約する必要はありません。あくまで「2回線目」としての新規契約を選んでください。
2. 届いたSIMカードをスマホにセット
申し込みから数日でSIMカードが届きます。台紙からSIMを取り外し、用意した古いスマホに入れましょう。
(※Androidの場合はAPN設定が必要な場合がありますが、同封のマニュアル通りに行えば数分で完了します)
3. スマホの「テザリング機能」をONにする
スマホの設定画面から「ネットワークとインターネット」→「テザリング」と進み、スイッチをONにします。あとはタブレット側のWi-Fi設定で、そのスマホを選んでパスワードを入力して接続するだけです。
詳しくはこちらの記事で解説しています
→ テザリングのやり方完全ガイド
まとめ:990円で最高のルーターを作成!
ここまで、月額990円で使い放題の簡易モバイルルーターの作り方を解説してきました。
Wi-Fi環境がないからといって、せっかくのタブレットを家の中だけで使うのは本当にもったいないです。この方法なら高額なルーター契約も、メインスマホのバッテリー劣化も気にする必要はありません。
ランチ1回分の投資で、タブレットを自由に持ち出せるようになり、その楽しみ方は劇的に広がります。
ぜひ、引き出しの奥で眠っているスマホを探し出して、コスパ最高の簡易モバイルルーターとして復活させてあげてください。
月額990円でデータ使い放題!
